SMBCの提供するキャッシュレス決済サービスstera pack(ステラパック)が評判です.
決済端末のstera terminal(ステラターミナル)も他のカードリーダーとは一線を画して、シンプルでおしゃれですよね。
そんなスstera terminalには、どんなデメリットがあるのでしょうか。
stera terminalのデメリット
・月額料金3,300円(税込)
端末だけで言うと、持ち運びに不向きだということが唯一のデメリットだといえます。
据え置きタイプなので当たり前といえば当たり前なのですが、他者のカードリーダーはSIM通信に対応して持ち運びができる機種も増えてきているので、レジから離れた場所で会計がしたい店舗にとってはデメリットだと言えます。
あとはstera pack を利用するのに月額3,300円(税込)が必要だいうことぐらいで、メリットの方が上回るのではないでしょうか。
・端末(stera terminal)の代金不要
・ロール紙の発注がずっと無料
・入金サイクルが多い(最大月6回)
・振込手数料無料※三井住友銀行の場合
もう少し詳しく説明していきますが、デメリット?がクリアにできるなら、断然メリットの方が多いstera pack を選んで間違いないでしょう。
月額利用料3,300円(税込)が13カ月無料のお試しプランから申し込むのがおすすめです。
さらに詳しく、他社のサービスや他社のマルチ決済端末とも比較して、デメリットを探っていきたいと思います。
stera terminalのデメリットとメリット
テーブル席やテラス席でキャッシュレス決済をしたい!という方や、店舗以外の場所で決済を行いたいという方には、ステラターミナルは向いていません。
なぜなら、マルチ決済端末でも持ち運びに適した機種もあるのですが、stera terminalはそうではなく据え置きタイプの決済端末だからです。
stera terminalは、幅が約11㎝×長さ約27㎝×高さ約10㎝で、重さはロール紙を入れると約1Kgなので、カードリーダーとしては少し大きめのサイズです。
また、常時コンセントに接続して利用するため、自由に持ち歩くというわけにはいきませんし、持ち歩くためのSIM(ネット回線)やバッテリーも搭載されていません。
つまり、stera terminalデメリットは、基本レジでしか使えないということです。
据え置きタイプだと高級感が出るので、ある意味メリットでもありますね。
えっ、デメリットはこれだけ?と思われるかも知れませんが、他社サービスのカードリーダーと比較してもメリットの方が多いんですよ。
・キャッシュレス決済の種類が多い
・レシートプリンタ内蔵
・ロール紙がずっと無料
・店側とお客さん側の二画面
・自動音声での案内あり
・会員証アプリ無料搭載
あとはデメリットがあるとすれば、決済端末のstera terminalではなく、stera pack のサービスによるものです。こちらもメリットの方が多いのですが、デメリットは以下の2点があげられます。
・月額利用料3,300円(税込)が必要
・利用開始まで約1.5カ月(目安)かかる
月額利用料は「お試しプラン」で申し込めば13カ月無料になります
なんといっても、約10万円相当の高性能な決済端末stera terminalが無料で使えますし、それ以外の条件も他社サービスに引けを取らないですからね。
ステラターミナルは月額利用料が13カ月無料に
ステラパックには2つのプランがあります。
・お試しプラン
どちらのプランもステラターミナルの端末代不要で月額利用料3,300円(税込)のサービスですが、お試しプランで申込むと月額利用料が13カ月無料になるというメリットがあります。
スタンダードプランとの違いは、VISAとmastercardの決済手数料率が無料期間は2.70%から3.25%になるだけなので、あまりデメリットはないといえるでしょう。
無料期間終了後(14カ月目以降)は自動的にスタンダードプランに変更されます。
・お試しプランは、ご利用開始月を含む13か月間に限り、利用可能なご契約となります。14か月目以降は、自動的にスタンダードプランのご契約に変更となりますので、ご了承ください。
・stera pack の契約期間は3年間です。途中解約をご希望の場合、解約お申し出から45日以内にstera terminal を正常な状態でご返却いただく必要がございます。ご返却いただけない場合は、所定の違約金が発生いたしますのでご注意ください。
stera terminalは二画面&自動音声案内付き
stera terminalのタッチパネル画面は、店舗側だけでなくお客さん側にもあり自動音声も流れるので、お客さんに説明する必要がなく、ゆとりのある会計を行うことができます。
暗証番号も店側には見えないし、周りから見える心配のないのぞき見防止仕様なので、お客さんに安心して会計を行ってもらえます。
stera terminalは入金サイクルと振込手数料の条件がいい
stera terminalの入金サイクルは最大6回で、月2回を選ぶことも可能です。
振込手数料は220円(税込)ですが、三井住友銀行を振込先の指定口座として登録すれば手数料はかかりません。
月に6回の入金サイクルでも、振込手数料0円なのは嬉しいですね。
ステラターミナルは販売促進アプリが無料で使える
会員証やスタンプカードも”紙のカード”だと手間や紛失などが多く、時代に合わなくなってきていますよね。
電子化するにも管理やサービス利用料などから断念している店舗も多いのではないでしょうか?
stera terminalはAndroidが搭載されていて、販売や集客を促進するアプリ「おみせポケット」を利用することができます。
会員登録はもちろん、スマホ上にスタンプを押したり、キャンペーンなどの情報を一斉送信したり、効率よく販売促進を行うことが可能にるわけです。
有料級のサービスですが、ステラターミナルなら無料で使えるんです。
stera terminalはレシートロール紙が無料です
忘れてしまいがちですが、毎日使う消耗品ですから、塵も積もればその金額も馬鹿にならないですよね。
お店によって利用する量に幅があるので何とも言えませんが、例えば月にロール紙を5巻消費した場合、1年で60巻必要になり、金額にすると約7500円ぐらいかかることになります。
なんとステラターミナル用のロール紙は、注文すれば無料で送ってもらえるんですよ。追加発注に費用は掛かりません。
stera terminalを他社のマルチ決済端末と比較!
他社のマルチ決済端末を使ったサービス、スマレジPAYGATEとスクエアターミナルの条件を比較してみましょう。
stera terminal | スマレジPAYGATE | スクエアターミナル | |
提供元 | SMBC_GMO_PAYMENT株式会社 | 株式会社スマレジ | Square株式会社 |
端末代金 | 不要 | キャンペーンで無料 | 39,980円(税込) |
月額利用料 | 3,300円(税込) お試しプランで13カ月無料 |
3,300円(税込) | 0円 |
タイプ | 据え置き型 | 持ち運び可能 | 通信範囲の持ち運び可 |
装備 | ・Android搭載 ・プリンター内蔵 ・二画面を搭載 |
・Android搭載 ・プリンター内蔵 ・4G回線対応 ・バッテリー |
・Android搭載 ・プリンター内蔵 ・バッテリー |
ロール紙 | 無料 | 有料 | 有料 |
接続 | Wi-Fi、有線 | Wi-Fi、4G、Bluetooth | Wi-Fi、有線 |
クレジットカード 対応決済 |
・VISA ・mastercard ・JCB ・AMERICAN EXPRESS ・Doners Club ・DISCOVER ・UnionPay |
・VISA ・mastercard ・JCB ・AMERICAN EXPRESS ・Doners Club ・DISCOVER ・UnionPay |
・VISA ・mastercard ・JCB ・AMERICAN EXPRESS ・Doners Club ・DISCOVER |
電子マネー 対応決済 |
・iD ・WAON ・nanaco ・楽天Edy ・QUICPay ・Kitaca ・Suica ・PASMO ・Toica ・monaca ・ICOCA ・SUGOCA ・nimoca ・はやかけん |
・iD ・WAON ・nanaco ・楽天Edy ・QUICPay ・Kitaca ・Suica ・PASMO ・Toica ・monaca ・ICOCA ・SUGOCA ・nimoca ・はやかけん |
・iD ・QUICPay ・Kitaca ・Suica ・PASMO ・Toica ・monaca ・ICOCA ・SUGOCA ・nimoca ・はやかけん |
QRコード 対応決済 |
・PayPay ・d払い ・楽天Pay ・au PAY ・メルペイ ・ゆうちょpay ・BankPay ・Alipay ・WeChatPay ・UnionPay |
・PayPay ・d払い ・楽天Pay ・au PAY ・メルペイ ・Alipay ・WeChatPay |
・PayPay |
決済手数料 | VISA/master:2.70% それ以外は3.24% |
3.24%~ →キャンペーンで安くなる |
3.25% ※iDのみ3.75% |
振込手数料 | 三井住友銀行なら無料 それ以外は220円(税込) |
各金融機関に準ずる | 無料 |
入金サイクル | 月6回、月2回を選択 | カード、電子マネー 月2回 QRコード月1回 |
月4回 みずほ、三井住友なら翌営業日 |
最低利用期間 | 3年 ※端末返却で違約金なし |
1年(キャンペーン利用時) | なし |
導入までの最短期間 | 約1.5カ月 | 約2カ月 | 最短約3日 |
ざっくりとお分かりいただけたと思いますが、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
スマレジPAYGATEは持ち運びが出来て自由度が高い
キャッシュレス決済端末をレジ以外でも使いたい!という店舗も多いですよね?
持ち運びができればテーブルやテラス席での会計など、お客さんにレジまで足を運んでもらう手間を省いたり、時間の短縮や回転率アップにもつながりますし、宅配便のように玄関先での支払いにも対応できるようになります。
バッテリー内臓のPAYGATEならそういったことも可能です。
重量は片手で余裕に持てる445gという軽さで、4G回線につながるのでポケットWiFiを用意する必要もありません。
ドコモのSIMカードが標準セットされています。
月額料3,300円は、ネット回線費込みなので実は安いんです。
プリンターも内蔵しているので、その場でレシートも渡すことができます。
ステラターミナルに比べて、不利だと感じるデメリットはこの2つです。
・振込手数料が必要
金融機関系の条件があまりよくないというのがPAYGATEのデメリットだといえます。
PAYGATEは入金サイクルが少ない
仕入れなどで資金繰りが大変な店舗ほど、気になるのが入金サイクルだと思います。
キャッシュレス決済が行われたら、決済事業者(VISA等)に手数料が引かれた額を銀行に振り込んでもらうことになるわけですが、その回数はサービスによって異なります。
PAYGATEの場合は、クレジットカードと電子マネーによる決済の入金は15日と月末の2回で、QRコード決済の入金は月末の1回、つまり実質月に2回ということになるわけです。
クレジットカード 電子マネー |
QRコード決済 |
・15日締めの月末払い ・月末締めの15日払い |
・月末締めの翌月末払い |
※金融機関の休業日は支払日が前後します。
PAYGATEは振込手数料が必要
PAYGATEの振込手数料は以下のようになります。
金融機関 | 振込手数料(税込) 入金額3万円未満 |
振込手数料(税込) 入金額3万円以上 |
|
クレジットカード 電子マネー |
みずほ銀行 | 110円 | 220円 |
それ以外の銀行 | 220円 | 440円 | |
QRコード | 一律220円 |
他のサービスだと、振込手数料が無料の銀行があることが多いのですが、PAYGATEは、すべての銀行で手数料を支払う必要があるのです。
それでも自由に持ち運べるメリットの方が上回るのなら、スマレジPAYGATEの方が向いているかも知れませんよ。
スクエアターミナルは月額料金が無料!
スクエアのマルチ決済端末スクエアターミナルのメリットは、なんといっても月額固定費が掛からないということです。
その代わり、端末代の39,980円を払わないといけないのがデメリットですね。
またステラパックやスマレジPAYGATEに比べてキャッシュレスの種類が少なく、特にQRコード決済はPayPayにしか対応していないというデメリットも。
一応持ち運びはできますが、スマレジPAYGATEのように本体に通信可能なSIMが入っているわけではないので、店舗のWi-Fiが届く範囲ということになります。
端末代金だけ払えば、月額料金0円で振込手数料も0円なので、ランニングコストをかけたくないという店舗に向いているといえます。
ステラターミナルのデメリットまとめ
ステラターミナルのデメリットやメリットについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後におさらいしておきます。
stera terminal | |
デメリット | ・レジでしか使えない →自由度が少ないけど高級感がある ・月額利用料が必要 →お試しプランで13カ月無料 ・利用開始まで約1.5カ月 →早くはないけど遅いわけでもない |
メリット | ・端末代金が不要 →高性能のステラターミナルが無料で ・二画面で音声付きの機能 →スマートで親切な会計 ・入金サイクルと振込手数料の条件がいい →入金は月に6回、手数料無料も ・ロール紙がずっと無料 →ステラパックだけのサービス |
持ち運ぶ必要性がなければ、完全にメリットの方が上回るサービスだといえますね。
月額料金が13カ月無料になる「お試しプラン」でのお申し込みのがおすすめです。