フリーマーケットやコミケ、ハンドメイド販売、物産展や肉フェスなどの料理イベント。さまざまなイベント出店がありますが、現金以外の決済に対応できないと厳しくなってきているのではないでしょうか?
キャッシュレス決済が普及してきている中で、若い世代を中心に利用者が増えてきているのがQRコード決済。
その中でも圧倒的に利用者の多いPayPayをイベント利用できれば、便利なだけでなく集客効果により売上が伸びることも間違いありませんよね。
そんなPayPayですが、企業や法人でなければ導入できないと思って諦めていませんか?
PayPayなら、個人事業主のイベント出店にも、カンタンな手続きで利用することができますよ。
PayPay加盟店になる2つの方法
PayPayの決済を利用するにはPayPayの加盟店になる必要があるわけですが、それには2つの方法があります。
2、キャッシュレス決済代行サービスに申込む方法
直接PayPayと契約するか、間に別の会社を挟むか、それぞれの違いやメリットについて説明していきたいと思います。
1、直接PayPayの加盟店になる方法
イベントの出店などにおすすめなのが、決済代行サービスを通さずに直接PayPayの加盟店になる方法です。
PayPayのみの申込みですから、審査が行われるのも早いし、PayPayだけ加盟店規約を満たしていればいいので、条件も厳しくありません。
また、専用のタブレットやカードリーダーなどを用意する必要がなく、普段使っているスマホがあればOK。
そして最大のメリットは、決済手数料が安いということです。
同じPayPayでも、キャッシュレス決済代行サービスを通せば、決済手数料はだいたい3.24%ですが、直接加盟店になれば1.98%(税込2.18%)なので、例えば10,000円の売上で100円以上お得ということになります。
・用意するものがない
・審査が手軽で早い
・決済手数料が1%以上お得
仮登録から1週間程度~利用を開始することができますよ!
PayPayのマルチ決済端末PayCas Mobileについて
PayPayでは、手軽なQRコード決済だけでなく、マルチ決済端末を使ったPayCas Mobile(ペイキャスモバイル)を選択することもできるので、少し説明しておきます。
大きな違いは、月額料金がかかることと、QRコード以外にクレジットカードや電子マネーの決済が可能になること。
また決済手数料が、QRコード決済のみの場合だと1.98%(税別)ですが、PayCas Mobileだと2.80%(税別)に。
端末代金は0円なので、マルチ決済に興味がある方は検討してみるのもありですね。
通信機能(無料)が付いているので、持ち運びもOKですよ。
2、キャッシュレス決済代行サービスに申込む方法
PayPayだけでなく、多種類のキャッシュレス決済に対応したいなら、代行サービスを利用して、間接的にPayPayの加盟店になる方法がおすすめです。
クレジットカードや電子マネー、QRコードをまとめて申し込むことができるので、審査に通れば数十種類の決済を利用することができるようになります。
有名なサービスだと、AirペイやSquare(スクエア)、USEN PAY、スマレジPAYGATE、ステラパックなど。
一度に何十種類ものブランドの加盟店に申込めるというメリットの他にも、POSレジサービスと連携すれば現金の会計もまとめて管理できるというメリットも。
ただし、多くの審査に通らないといけないので、時間がかかりやすく条件が厳しくなるというデメリットがあることも考慮しなくてはいけません。
カードリーダーやタブレット、Wi-Fi環境、月額利用料が必要だったりするので、ちょっとハードルが高くなりますね。
そこで、個人事業主のイベント利用におすすめしたいのが、Square(スクエア)です。
キャッシュレス決済代行サービスを通してPayPayを利用するなら、スクエアで間違いありません!
コストパフォーマンスでイベント利用に選ぶならSquare
POSレジアプリが使えて、カードリーダーも4,980円(税込)~、月額料金は無料、審査が早くて最短当日から利用できるのがスクエアです。
「スマホでタッチ決済」のサービスも開始しており、お手持ちのiPhoneまたはAndroidだけで始めることもできるので、まさにイベントにもってこいのサービスだといえます。
必要端末 | スマホもしくはタブレット(Android、iOS、どちらも可) カードリーダーは4,980円~購入できます。 |
スマホでタッチ決済ならカードリーダー不要! iPhone(iPhone XR以上)または、NFC(タッチ決済)機能付き のAndroidスマホをお持ちなら カードリーダーとして使えるので端末代無料。 クレジットカードとPayPayの決済が可能! POSレジとしても使えるので現金もまとめて管理できます。 |
|
月額料金 | 0円 |
対応キャッシュレス | |
・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード:PayPay ※Tap to Payでは電子マネー決済はできません。 |
|
決済手数料 | 3.25%(※iDのみ3.75%) |
入金サイクル | みずほ、三井住友銀行は基本的に決済の翌営業日 それ以外の銀行は月4回(週1回) |
振込手数料 | 無料 |
利用までの期間 | 最短当日にVISAとMastercardの審査完了。 審査完了のブランドから利用可能に。 PayPayは約10日。 |
クレジットカードの決済も使えた方がいいという方や、対応スマホをお持ちの方は、スクエアがおすすめです!
PayPayの導入方法は簡単!必要なものと手順を解説
ここでは直接PayPayの加盟店になる方法について解説します。
まずはPayPayの公式サイトから仮登録をするとメールが届くので、届いたメールのURLに審査情報を入力して、審査が完了するのを待ちます。
審査完了後、1週間ほどでスタートキットが届いたら利用開始という流れです。
2、メールが届いたら審査情報を入力
3、審査(通常3日程度)
4、利用開始(審査から約1週間後)
PayPay導入の必要書類は
審査に必要なものは、本人確認書類と店舗の写真が2枚。
書類はコピーではなく、原本をカメラ機能やスクリーンショットなどで画像ファイルにしてアップロードします。
画像ファイルはjpg、gif、pngのいずれかの形式で用意してください。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
・健康保険証
・在留カードなど
・店舗の外観写真
・店舗の内観写真
イベント出店の場合は外観写真に、ディスプレイも含め販売時の全体を撮影したもので、看板やロゴがあれば1枚に納まるように写しておきます。
内観写真には、取扱商品を映したものを1枚用意しましょう。
営業に許可証や免許などが必要な場合は、それぞれ該当するものを用意してください。
審査から利用開始までの期間は
審査は必ず通るわけでもありませんし、審査状況は人によって異なるので目安になりますが、スムーズに通過すれば2,3日で審査完了のメールが届きます。
そこから約1週間でスタートガイドとスタンドやシールなどのキットが送られてくるので、初期設定をすれば導入が完了ということになります。
つまり早ければ仮登録を申し込んでから10日程度で利用開始することができるというわけです。
スタートキットが届いたら、iPhoneならApp Store、AndroidならPlayストアからPayPay店舗用アプリ「PayPay for Business」をインストールしてください。
PayPayで決済した売り上げを管理できるようになります。
PayPayの料金は無料?
PayPayは0円で始めることができます。
PayPayで決済が行われた場合にだけ、決済システム利用料として売上の1.98%(税別)がPayPayに支払われるので、基本的には初期費用や月額料金は必要ないというわけです。
振込手数料も、月1回の入金サイクルでの利用なら無料なので、本当にお金をかけずに利用することができます。
クーポンやスタンプカードで集客したいという方には、月額1,980円の有料プラン「PayPayマイストア ライトプラン」が用意されていますよ。
PayPayは個人でも申込むことは出来る?
個人事業主じゃなく個人でもPayPayを利用できるのか?
と気になっている方もいらっしゃると思いますが、PayPayを申込むには審査があるので、法人か個人事業主である必要があります。
個人事業主になるには、税務署に開業届を提出するだけなので、手続きを済ましてから申込みましょう。
PayPayは個人事業主のイベント利用に最適!
個人事業主のPayPay導入について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
PayPayは登録者が5.5千万人以上で、スマホ決済、QRコード決済ともに利用率No.1の決済サービスですから、アピールすれば集客効果にも期待ができます。
イベントに出店するならぜひ利用してみてください。
他のキャッシュレス決済代行サービスと違って、PayPayの導入は継続利用が必須ではないなど、緩めの規約なので審査も通りやすくなっています。
イベント終了後、PayPayのアカウントを削除すれば、PayPayの利用を終了することができますし、月額費用や初期費用も無料なので、イベントの規模や期間に合わせて、臨機応変に利用することができますよ。
リスクなしでPayPayを始めてください!