スクエアでキャッシュレス決済を始めたい!
けど、スクエアには決済端末がいくつもあって料金も違うので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
4種類のカードリーダーと、iPhoneまたはAndroidスマホが決済端末になるTap to Pay。
Squareリーダー:4,980円(税込) | Squareターミナル:39,980円(税込) |
Squareスタンド:29,980円(税込) | Squareレジスター:84,980円(税込) |
Tap to Pay :0円 ※要スマホ |
店舗に最適な決済端末を選ぶためには、違いやメリット、デメリットを知る必要があるので、スクエアの決済端末の違いを比較していきたいと思います。
決済端末は後から購入することもできますので、焦って決める必要はありませんよ。
スクエアの決済端末のメリットや違いを比較!
まずはざっくりとした比較表をご覧ください。
Squareリーダー | Squareスタンド | Squareターミナル | Squareレジスター | Tap to Pay | |
価格(税込) | 4,980円 | 29,980円 | 39,980円 | 84,980円 | 0円※要スマホ |
必要端末 | iOS or Android | iPad 10.2 10.5inch |
不要 | 不要 | iPhone or Android |
クレジットカード | 〇 | 〇 | 〇 | ○ | 〇 |
電子マネー | 〇 | 〇 | 〇 | ○ | × |
PayPay | 〇 | 〇 | 〇 | ○ | 〇 |
持ち運び | 〇 | × | 〇 | △ | 〇 |
レシートプリンタ | 別購入 | 別購入 | 〇 搭載 | 別購入 | 別購入 |
それでは、ひとつずつみていきましょう。
コスパ最高なのはSquareリーダー
特にこだわりがないなら、Squareリーダー4,980円(税込)がおすすめです。
安いからといって決して性能が悪いというわけではなく、ICカード、タッチ決済や電子マネーにも対応。
コンパクトでバッテリーも内蔵しているので、レジだけでなく持ち運んで使うのにも適しています。
特にデメリットもないのですが、強いて言えば、画面がないのでカードリーダーだけでは決済が行えないということ。
スクエアのアプリをダウンロードしたスマホまたはタブレットと接続して使うことになり、QRコード決済は端末の画面をお客さんに読み取ってもらうことになります。
メリット |
・価格が安くて高性能 ・コンパクト&バッテリーで持ち運びに最適 |
デメリット |
・単体では利用できない ・QRコードはスマホかタブレットで読み取り |
iPadがあるならレジと一体型のSquareスタンド
iPadを持っている、レジ周りをスッキリさせたい、というのならSquareスタンド29,980円(税込)がおすすめです。
一言でいうと、iPad専用のカードリーダー内蔵型スタンドです。
10.2inchと10.5inchのiPadに対応してます。
iPadを装着すれば、POSレジとして利用しながら、現金会計と同様にキャッシュレス決済もこれ一台で完結させることができますよ。
回転式なので、スムーズにお客さんの方に向けることが可能。
もちろん、キャッシュドロアやレシートプリンタ、バーコードと接続することも。
iPadがなければ、導入費用が高くなるので、それがデメリットですね。
メリット |
・POSレジとカードリーダーが一台にまとまる ・大画面なのでお客さんが操作しやすい |
デメリット |
・iPadがなければ高くつく |
レシート発行も可能なマルチ決済ならSquareターミナル
コストが高いようでコスパがいいのが、Squareターミナル39,980円(税込)です。
スマホやタブレットを用意する必要がありませんし、単体だと数万円するレシートプリンターが搭載されているので、こちらを購入した方が安く済むという方もいらっしゃるでしょう。
バッテリーの内蔵により客席やテラスなどの会計にも対応できますし、Square POSレジというアプリで利用するので、現金の会計にも対応できるのです。
まさにマルチ決済端末といったカードリーダーですが、レシート発行は必要ないという方にとっては、価格がデメリットといえそうです。
メリット |
・タブレット等の必要なし(接続しての利用も可能) ・POSレジアプリが使える ・レシート発行が可能 ・レジ以外に持ち運びOK |
デメリット |
・レシート発行&持ち運びの必要がなければコストが高い |
POSレジと一緒に始めたいならオールインワンのSquareレジスター
POSレジにはタブレットを、合わせてスマートな端末でキャッシュレス決済を
そんな方にはSquareレジスターがおすすめです。
タブレットを購入する必要もなく、あらかじめPOSシステムがインストールされているので、届いたらすぐにPOSレジとして利用することができますよ。
お客さん側にも大きな画面があってわかりやすく表示されるので、スピード会計が可能になります。
POSレジ + キャッシュレス決済端末の最終形態といえるかも知れませんね。
メリット |
・タブレットを購入せずPOSレジとしてすぐに使える ・店側もお客さん側も見やすい画面 ・見た目にもスマート |
デメリット |
・レシートプリンターの機能がない ・初期費用が高くなる |
とりあえずという方にはお手軽なTap to Pay
とりあえずキャッシュレス決済に対応しておきたい、コストは最低限に抑えたい、という方には、Tap to Payの利用がおすすめです。
iPhone(※XR以降)またはNFC対応のAndroidスマホ(※9以降)があれば、決済端末として利用することができますよ。
スクエアは月額料金が0円なので、一切お金をかけずにサービスを利用することが可能というわけです。
ひとつのアカウントで、従業員がそれぞれのスマホで決済を行うことも可能です。
ただし、対応のスマホを持っていなければ、4,980円のSquareリーダーを選んだ方がお得かも知れないですね。
また、Tap to Payは電子マネーには対応していないので、決済できるのはクレジットカードとPayPayに限定されるというデメリットもあります。
メリット |
・対応スマホがあれば費用0円で利用できる ・複数人での利用も可能 ・持ち運びがラク |
デメリット |
・カジュアルな店にしか向かない ・電子マネーが使えない |
スクエアの決済端末の比較まとめ
スクエアの4種類の決済端末を比較してきましたが、店舗に最適な端末を決めることはできたでしょうか?
最後にまとめておきたいと思います。
Squareリーダーが向いているのはこんな方
大きなこだわりがない、まだ決めかねているという方にはコンパクトなのに、すべての決済が行えるSquareリーダーがおすすめです。特に大きなデメリットもありません。
・スマホかタブレットを持っている
・コンパクトで持ち運びに便利なのがいい
・レシートプリンタは必要ない
お手頃価格なので、予備にもう一台買っておいてもいいですよね。
Squareスタンドが向いているのはこんな方
・iPadを持っている
・カードリーダーを置きたくない
・大きな画面で操作したい
決済はお客さん側に画面を回転させるだけなので、よりスムーズな会計が行えます。
Squareターミナルが向いているのはこんな方
レシートを発行したいなら、据置き型のレシートプリンタを購入するよりも安いSquareターミナルがおすすめです。タブレットやスマホがなくても始められます。
・すべてを一台で行えるマルチ決済端末がいい
・紙のレシートの発行に対応したい
・持ち運びにも対応しておきたい
スクエア決済端末のいいところを、すべて集めた一台といってもいいでしょう。
Squareレジスターが向いているのはこんな方
POSレジのタブレットとオールインワンのキャッシュレス決済端末を導入するなら、Squareレジスターがおすすめです。
キャッシュドロア(釣銭機)やレシートプリンター、バーコードスキャナーなど対応周辺機器との連携もカンタン。
コストをかけても、ワンランク上のレジ周りを求める店舗に最適な端末だといえます。
Tap to Payが向いているのはこんな方
NFC(タッチ機能)搭載のAndroidスマホをお持ちなら、そのまま決済端末として使えるTap to Payがおすすめ。
・とにかく手軽、スマホがあればいい
・決済手数料以外のコストが一切かからない
・スマホがあれば複数人での利用も可
いまのところ電子マネーは使えませんが、個人店やイベントなど、とにかくすぐい始めたい!という方に向いています。
スクエアは最短当日から利用可能なキャッシュレス決済、POSレジ等のサービスで、月額利用料は0円なので、決済手数料3.25%(※iDのみ3.75%)だけで利用することができます。
入金サイクルは翌営業日で振込手数料は無料という好条件。
決済端末は後から注文することもできるので、まずは簡単な新規アカウント作成から始めてください。