スマレジとは、2005年に設立された株式会社スマレジが提供する、iPhoneやiPadといったスマート端末を使ったPOSレジをメインとする店舗のデジタル化に精通したサービスで、2023年9月現在、約39,000店舗で利用されています。
スマレジとPOSレジの違いは?
POSレジとは、「Point of sale(販売時点情報管理)」の頭文字から「POS」と呼ばれる機能を搭載したレジのことで、時間や商品、料金、決済方法から在庫に至るまでの販売時点でのあらゆるデータを記録して、店舗運営に役立てることができます。
そのPOSレジを軸にして、勤怠管理やオーダーシステム、キャッシュレス決済、アプリや外部システムとの連携、周辺機器の販売など、店舗運営に関する総合的なサービスを提供しているのがスマレジです。
スマレジの利点とは?
iPadもしくはiPhoneがあれば、誰でも無料で始めることができて、30日間はすべての機能を無料で試すことができるので、店舗にあった利用法を見つけることができる点がひとつ。
もうひとつは、外部システムの連携に強く、POSレジを他社のソフトやアプリと連動できる幅が広いという点です。
基本的なPOSレジ機能なら無料のスタンダードプランで使い続けることが可能ですし、有料プランを選んで、オーダーシステムや高度な在庫管理機能を利用したり、他社の会計ソフトなどと連携して、業務を効率化させることもできます。
スマレジの欠点とは?
店舗DX(デジタル化)を進めていくには最適のサービスですが、サービスの幅が広いため、店舗にとって必要なプランやアプリ、周辺機器や料金など、全てを把握するのが難しい点です。
例えば、同じ目的のアプリでも数種類ある上に料金が違ったりしますし、周辺機器などスマレジに対応した機種を選ぶ必要があります。
今使ってる会計ソフトと連携できるのか調べたり、セルフレジを導入するためのコストが知りたいなど、自分だけで調べるのはちょっと大変ですよね。
安心してください!スマレジには無料オンライン相談サービスがありますし、直接質問したり機器や操作を試したい方はショールームを利用することもできますよ。
専門のスタッフに適切なアドバイスをもらい、コストも明確にしてスッキリしてから始めてくださいね。
スマレジの全体像をざっくり知りたい方は記事をご覧ください。
\スマレジのサービスについて知りたい方はこちら/ ▶ わかりやすい資料をダウンロード!(無料) |
スマレジとは
軽減税率や電子帳簿保存法、インボイス制度・・・、時代の流れにカンタンに対応することができるのがPOSレジでありスマレジです。
店舗運営に必要なデジタルシステムが総合的に揃うサービスだといってもいいでしょう。
スマレジのサービス全体像 | |
POSレジ | iPad等を使った多彩な機能を搭載した会計システム。 |
周辺機器 | キャッシュドロアやレシートプリンターなど、POSレジと連携が可能。 |
キャッシュレス | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済と連携できます。 |
プラン | 0円~有料の店舗運営に合わせた5つのプラン。 |
システムの拡張 | アプリや外部システムのあらゆる機能との連携が可能に。 |
無料のPOSレジが基本サービスで、店舗に必要なシステムを取り入れていくイメージです。
スマレジの基本!POSレジとプラン
iPadが高性能のPOSレジに!
POSレジとは、さまざまなデータを運営に役立てることができるレジのことですが、スマレジは大量のデータをネット上から、いつでもどこからでも引き出せるクラウド型のPOSレジです。
値引きやセット販売、3個セットで1000円といったバンドル販売などの便利な販売形式や、免税、軽減率販売などにも対応したPOSレジを、常に最新の状態で使うことが可能になります。
iPadまたはiPhone(iPod touch)から、スマレジアプリをダウンロードするだけ。
POSレジ機能は0円~利用可能で、アカウントを取得してから30日間は、全ての機能を無料で試すことができますよ。
個人店など、POSレジと基本的な管理システムが使えればOKというのなら、そのまま無料の「スタンダード」プランで使い続けることもできるので、店舗の成長に応じてカスタマイズしていくことが可能です。
スマレジのプランと料金
スマレジには規模や業種、機能によって、5つのプランが用意されているので、料金と特徴をカンタンに説明していきます。
スタンダードプラン 0円/月 |
基本的なPOSレジ機能は備わっているので、業種を問わず、会計と基本的なシステムだけ |
プレミアムプラン 5,500円/月(税込) |
注文時に引換券を発行したり、商品登録が10万点まで出来たり、役職だけ見れる権限を つけたりと、自由度が増え、連携できるアプリも増えます。 ※このプランから複数店舗での利用が可能になります。 |
プレミアムプラスプラン 8,800円/月(税込) |
より満足度の高い顧客管理や、会員に対してのポイント付与や販売促進などの自由度が 増えた上位プラン。 ※このプランからは電話でのサポートも付いてきます。 |
プレミアムプラスはスマレジ人気No.1のプランです!
1日当たりの料金は約250円。
フードビジネスプラン 12,100円/月(税込) |
飲食店に特化したプランで、スマレジのサービス「スマレジ・ウェイター」を使った 飲食店の業務に役立つシステムが盛り込まれています。 |
リテールビジネスプラン 15,400円/月(税込) |
小売りやアパレルなど、商品数が多く高度な在庫管理に力を発揮するフル機能が詰まった プランで、バーコードを使った効率的な棚卸や、店舗間の在庫移動などにも役立ちます。 |
スマレジの周辺機器
周辺機器は必須ではありませんが、必要ならばスマレジに対応した機器を選ぶ必要があります。
レジセット一式をそろえた場合、iPadを含む料金の目安は11~15万円程度。
レジセットの一例 ・iPad:49,800円 ・レシートプリンター:45,100円 ・キャッシュドロア:16,500円 合計:111,400円 ・バーコードリーダー:38,500円 合計:149,900円 |
他にも、次項目のキャッシュレス決済機、自動釣銭機やセルフレジ、券売機、キッチンプリンターなどの機器と連携できます。
レジセットは月額4~5千円ほどから利用できるサブスクプランを利用することもできますよ。
スマレジのキャッシュレス決済サービス
「そろそろ現金だけでなく、キャッシュレス決済にも対応していきたい!」という店舗さんも多いと思いますが、もちろんスマレジにはキャッシュレス決済サービスもあります。
スマレジ・PAYGATE:月額3,300円(税込)
スマレジ・PAYGATEなら、クレジットカードだけでなく、電子マネー、交通系電子マネー、QRコード決済と、ほとんどのキャッシュレス決済に対応することが出来るので、機会損失を防ぎます。
人気のPayPayはもちろん、中国からのインバウンドに備えた決済も抑えてますよ。
クレジットカード | 電子マネー | QR・バーコード |
・VISA ・mastercard ・JCB ・AMERICAN EXPRESS ・Doners Club ・DISCOVER ・UnionPay |
・ID ・WAON ・nanaco ・楽天Edy ・QUICPay ・Kitaca ・Suica ・PASMO ・Toica ・monaca ・ICOCA ・SUGOCA ・nimoca ・はやかけん |
・PayPay ・d払い ・楽天Pay ・au PAY ・メルペイ ・Alipay ・WeChatPay ・LINE Pay(受付終了) |
プリンター内蔵でレシートの発行が可能。通信可能なSIMを搭載しているので、レジや店舗以外での決済にも利用することも。
・端末代金30,800円 → 無料!
・決済手数料3.24%~ → さらにお得に!
スマレジのアプリとサービス
外部(他社)のシステムと連携できるスマレジですが、まずはスマレジが運営しているアプリを紹介します。
・スマレジ・タイムカード
・スマレジ・ウェイター
【勤怠管理】スマレジ・タイムカード
タイムカードの役割はもちろん、従業員のシフトや給料の管理まで、さまざまな機能が整ったサービスが「スマレジ・タイムカード」です。
勤怠管理は0円~、必要に応じてプランが用意されています。
※利用にはスマレジ・プレミアムプラン以上の契約が必要です。
【オーダーエントリー】スマレジ・ウェイター
オーダーやテーブル管理、キッチンとの連携など、飲食店ならではのシステムに特化したサービスが「スマレジ・ウェイター」です。
iPhoneやiPadをハンディとして利用したり、テーブルにメニューとしてiPad等の端末を設置したりと、販売の幅を広げ、スムーズな運営が可能に!
スマホから注文できるモバイルオーダーを導入することも可能に!
1店舗のみの小規模なお店なら0円で利用可能です。
スマレジと連携できるアプリや外部システム
次にスマレジと連携できる他社のアプリと外部システムについて説明します。
スマレジと連携できるアプリ
スマレジでは、スマレジ・アプリマーケットから、希望のアプリを申込んでスマレジと連携させて使うことができます。
例えば、LINEのシステムを利用した会員づくりができるアプリや、マクドナルドのようなモバイルオーダーができるアプリに、高度な在庫管理ができるアプリや、料金ディスプレイに告知やスタッフ募集の画像が映せるアイデアアプリなど。
月額利用料が無料のものから有料のものまで、様々な業種に役立つアプリが約100種類、状況に合わせて自由に購入することができます。
有料でも、お試し期間が設けられているものが多いんですよ。
スマレジと連携できる外部システム
アプリ以外にも、他社が提供している会計システムや飲食向けのサービス、決済サービスなどと連携することができます。
慣れ親しんだソフトと連携させたり、他社が持っている高度なシステムを取り入れることが可能になるわけです。
カテゴリ別にざっくりとした概要をまとめました。
カテゴリ | 概要 |
会計 | 「マネーフォワードクラウド」「FXシリーズ」「弥生シリーズ」「freee会計」「勘定奉行クラウド」といった有名どころの会計システムとの連携が可能です。 |
決済 | スマレジの「PAYGATE」以外に連携できるキャッシュレス決済システムで、「楽天ペイ」やCAT/CCT端末などに対応。 |
飲食 | ウーバーイーツの注文情報をスマレジで管理したり、売上から仕入れ、原価迄の一括データ管理、モバイルオーダーの導入など。 |
医療 | 日本医師会が提供する「日医標準レセプトソフト」や、レセコン、電子カルテの業務効率化に役立つシステムなど。 |
動物病院 | 会計、顧客管理、電子カルテ、検査機器からのデータ自動取り込みなどに対応。セミセルフレジシステムの構築も可能に。 |
販売管理 | アパレルなどのファッション業界をサポートするシステムや、見積もりから受注、発注、仕入れ、売上、在庫管理までをサポートするシステムなど。 |
EC | 実店舗とネットショップ(EC)の在庫、売上を一元管理。「Shopify」「ロジクラ」などのシステムとの連携で、高度な在庫管理が可能に。 |
CRM | LINEを使った顧客管理や、マーケテイング効果の検証、店舗独自の電子マネーやポイントを発行するなど、顧客関係管理(CRM)に役立つシステム。 |
分析 | スマレジで収集したデータを、BIツール(データを可視化して経営に役立てる)解析ツールで、根拠に基づいた経営が可能に。 |
その他 | ビジネスチャット「Chatwork」や、カメラとインターネットでセキュリティを実現する「safie」など、多岐にわたるサービス。 |
スマレジとは?まとめ
スマレジの全体像をざっとお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
POSレジが基本ではありますが、店舗運営を効率化するためのさまざまなアイテムと連携できることがスマレジの強みだと思います。
売上アップはもちろん、スタッフの管理、業務の効率化、人件費削減、顧客満足度の向上など、すべてが整うサービスだといってもいいでしょう。
全ての機能を調べるだけでも大変ですし、周辺機器やプランの選び方、相性のいいアプリや外部システムなど、専門のプロに聞くのがいちばんですよね。
ショールームが、東京、名古屋、大阪、福岡にあるので、近くの方はそちらもおすすめです。
▶ スマレジの相談はこちら |
もう少し理解を深めたいという方は、資料請求からはじめてみるといいですよ。