人気のキャッシュレス決済サービス「Airペイ」と「stera pack (ステラパック)」
それぞれメリットもデメリットもあり、どちらを選んだらいいのかわからない方も多いと思うので、両方のサービスを徹底比較しました。
まずはざっくりと比較表をご覧ください。
Airペイ | stera pack | |
イメージ | ||
提供会社 | リクルート | SMBC&GMOペイメント |
初期費用(端末代) | キャンペーンで0円 | 0円 |
タブレット等 | iOS端末が必要 | 必要なし |
レシートプリンター | 必要に応じて | 必要なし |
月額料金 | 0円 | 3,300円(税込) |
決済の種類 | ◎56種類以上 | 〇30種類以上 |
決済手数料 | 3.24% | 2.70~3.24% |
入金サイクル | 月3回または6回 | 月2回または6回 |
振込手数料 | 無料 | 無料(三井住友) |
違約金 | 端末等返却で0円 | 端末返却で0円 |
利用開始までの期間 | 最短2週間 | 約1.5カ月 |
※AirペイはAirペイQRを含めた情報です。
多少の違いはありますが、サービス自体の条件には大差がない事が分かりますね。
決定的な違いは、ステラパックは月額料金3,300円(税込)が必要ということ。
とは言えstera pack のカードリーダーは、高価格の多機能なオールインワンのマルチ決済端末で、置いているだけで店の品質が上がるといっても過言ではありません。
コストが掛からないAirペイにメリットを感じるか、多機能なマルチ決済端末が使えるステラパックにメリットを感じるかが、大きな判断材料になりそうです。
もっと詳しく知りたいという方は、記事を読み進めてください。
Airペイはカードリーダー無料で申込むことができます。→Airペイのキャンペーン
stera pack は、月額料金3,300円(税込)が1年間無料になる「お試しプラン」から申込むことができます。→stera pack
Airペイとstera pack のカードリーダーを比較!
Airペイとstera pack で大きな差があるカードリーダーから比較したいと思います。
Airペイのカードリーダーは、他のキャッシュレス決済代行サービスでもよく使われているタイプの端末です。
クレジットカードと電子マネーの決済を行うことができます。
カードリーダーを使うにはiPadまたはiPhoneが必要で、PayPayなどのQRコード決済を行う時は、そのカメラ機能を利用することになります。
レシートが必要な場合は、Airペイに対応したBluetooth内臓のレシートプリンターを準備してください。
モバイルタイプ | 据え置きタイプ | |
Airペイ対応 レシートプリンター *一例 |
画像はMP-B20-B02JK1-74 | 画像はRP-D10-K27J2-B |
参考価格 | 約2万円~ | 約4万円~ |
iPadにAirレジをダウンロードすれば、無料でPOSレジとして使うこともできます。
対してステラパックのカードリーダー「stera terminal」は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済を一台で行うことができるマルチ決済端末です。
オートカッター付プリンターなので、店員が商品の袋詰めなど他作業している間に伝票が自動で出てきます。
レシートプリンターを購入する必要がありませんね。
※おみせポケットは、GMO デジタルラボ株式会社が提供するサービスです。 販促・集客アプリ「おみせポケット※」が標準搭載。 お客様の囲い込みが可能! デジタル会員証・スタンプカードの発行や、お客様へのクーポン配布・PUSH 通知等、機能が盛りだくさんのアプリが標準搭載。 パーソナライズされたコミュニケーションが実現できます。
タブレットがなくても、現金会計までこれ一台でできるので、レジ周りがスッキリしますよね。
カードリーダー比較まとめ
やはりオールインワンのマルチ決済端末というだけあって、カードリーダーはステラパックには敵わないといったところでしょうか。
ちなみにAirペイのカードリーダーの価格は約2万円相当で、ステラターミナルは約9.5万円相当の高額な端末となっています。
Airペイ | stera pack |
・カードリーダーとiPadを利用 ・レシートプリンターが必要!? ・Airレジが無料で使える |
・すべての決済が一台で ・レシートを発行できる ・会員証アプリが無料で使える |
AirペイはPOSレジのAirレジともに無料で使えますが、レシートプリンターが必要な場合に2~5万円程度の費用が必要になる点も考慮した方がよさそうです。
キャッシュレス決済の条件は大差なし!?
キャッシュレス決済の種類の数で比較したい方もいらっしゃいますよね。
数でいえばAirペイの方がstera pack を上回りますが、個人的には大差はないという感想です。
なぜならstera pack も業界ではトップクラスで、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済共に、十分な数のキャッシュレス決済に対応しているからです。
ステラパックのキャッシュレス決済 |
主要ブランドを抑えてるし、中国、アジアからのインバウンドにも対応していますよね。
なぜAirペイの方が種類が多いのかというと、Smart Code(スマートコード)という、どちらかというとマイナーな決済ブランドをまとめたサービスが使えるからなんです。
Smart Codeで決済可能なサービス
atone、ANA Pay、au PAY、EPOS PAY、K PLUS、ギフティプレモPlus、FamiPay、pring、Payどん、メルペイ、ララPay、Lu Vit Pay
銀行Pay、OKI Pay、こいPay、はまPay、ほくほくPay(北海道銀行、北陸銀行)、ゆうちょPay、YOKA!Pay(熊本銀行、十八親和銀行、福岡銀行)
正直あまり必要なさそうですよね?
利用率から考えても、大した比較対象にはならないのではないでしょうか。
手数料・入金サイクル・振込手数料の条件の違い
総合的には大きな違いはありませんが、細かい手数料の違いや入金サイクル、利用している銀行が使えるかどうかなどを知りたい方もいらっしゃると思うので、まとめてみました。
Airペイとstera pack の手数料比較
手数料も、stera pack のVISAとマスターカードが2.70%で安いという点を除いて、大差はありません。
Airペイ | stera pack | |
クレジットカード | 3.24% VISA,Master,AMEX JCB,Diners,Discover UnionPay |
2.70% VISA,Master 3.24% JCB,AMEX,Diners,Discover UnionPay |
電子マネー | 3.24% | 3.24% |
QRコード決済 | 3.24% ※Coin+:1.08% |
3.24% |
入金サイクルと振込手数料比較
stera pack の方が縛りが多いですが、どちらも入金サイクルは月6回、振込手数料0円を選ぶことができます。
Airペイ | stera pack | |
入金サイクル | 三井住友、三菱UFJ、みずほ 月6回 その他の銀行は月3回 |
月2回または6回を選択 |
振込手数料 | どの銀行でも無料 ※ゆうちょ銀行以外 |
三井住友銀行なら無料 ※それ以外は220円(税込) |
AirペイのQRコード決済の振り込みは、月末締めの翌月末払いの月1回です。
まとめ!Airペイとstera pack の選び方
Airペイとstera pack を比較してきましたが、大きな比較ポイントは、カードリーダーと月額料金です。
どちらにメリットを感じるかということですね。
Airペイが向いているのはこんな店舗
どちらかというと少し緩いイメージで、万人受けするタイプのAirペイは、コストをかけたくない個人店や、大衆的なチェーン店、若い人向けのカジュアルなお店に向いています。
stera pack が向いているのはこんな店舗
SMBC提供だけあって、少しお堅いイメージで高級感のあるstera pack は、スタイリッシュなイメージを大事にしたいお店や高額な商品を扱うお店から、一つの端末で全てを完結させたい、レジ周りをスッキリさせたいという方に向いています。