初期費用や月額固定費をかけずにキャッシュレス決済を導入できるAirペイ(QR)が気になっている方も多いと思います。
でもあまりに条件が良すぎるので怪しいと思うのが普通ですよね。
そこで他社サービスと比較したり、口コミや評判の中からAirペイのデメリットを調べてまとめました。
Airペイのデメリット
- Airペイを始めるにはiOS端末が必要
- カードリーダーはマルチ決済端末ではない
- 審査完了までが遅い
- 審査が厳しい
- 加盟店の規約が多すぎる
- クレジットカードは1回払いのみ
- QRコード決済の入金サイクルは月1回
- ECサイトのオンライン決済には使えない
- 勧誘の営業電話が多くなる
Airペイを始めるにはiPadかiPhoneが必要!
Airペイを始めるにはiOS端末、いわゆるiPadまたはiPhoneが必要になります。
Android端末では利用できないので注意してください。
安くても新品で約5万円、整備品などの中古でも約2~4万円はみておいた方がいいですね。
2023年6月30日をもって、iPadOS14、iOS14のサポートは終了ししたので、現在の対応OSはiPadのiPadOS、iPhoneのiOS共に15~17です。
朗報です!記事更新日現在、iPad無料のキャンペーンが再開しています。
つまり、キャンペーンが終わるまでに申し込めば、iPadを用意する必要はありません。
Airペイのカードリーダーはマルチ端末ではない
最近はすべてのキャッシュレス決済を、一台で完結させるマルチ決済端末が増えてきつつあります。
例えばスマレジやSMBCのstera(ステラ)、Square(スクエア)などでも、マルチ決済端末が採用されています。
スマレジPAYGATE | ステラターミナル | スクエアターミナル |
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済のすべてが行えるだけでなく、プリンターが内蔵されているので、レシートを発行することまでできて、レジ周りがすっきりするというメリットもあるんです。
Airペイは?はというと、残念ながらマルチ決済ではありません。
Airペイはカードリーダーを使ってクレジットカードと電子マネーを決済するサービスなのですが、iOS端末(iPadまたはiPhone)のカメラ機能や卓上バーコードリーダー等で、QRコードを読み取るAirペイQRというサービスを申し込むことでQRコード決済も可能になります。
つまり「Airペイ」と「AirペイQR」は別々のサービスで、カードと電子マネーはAirペイ(カードリーダー)で、QRコード決済はAirペイQR(カメラやバーコードリーダー)で決済するということです。
AirペイとAirペイQRは同時申し込みができます。
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Airペイは審査が遅い!?完了まで2カ月以上も
キャッシュレス決済代行サービスが増えてきていますが、利用開始までの期間はハッキリしないうえにサービスによってさまざま。
急いで導入したい!という方にとっては切実な問題ですよね。
どれくらいの期間で利用可能になるか?というのもキャッシュレス決済を選ぶ比較対象になってきているようです。
Airペイの利用開始までは最短で2週間です。
内訳としては、VISA、mastercard、UnionPayの審査が最初に行われるのですが、これが最短で3日。
その後2日~4日でカードリーダーが到着して、トレーニングモードや初期設定が行えるようになります。
早ければ数日で「ご利用開始のお知らせメール」が届いて実際に使えるように。
すべてのキャッシュレス決済が使えるようになるまでの目安は約1か月。
ただしこれは順調に審査が完了した場合です。
申し込みが多い繁忙期であったり、書類等の追加提出が必要だった場合などは、2カ月以上かかることもあるようです。
期間には余裕を持って申込みましょう。
急いでキャッシュレス決済を導入したい人にはSquareのサービスがおすすめです。
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Airペイの審査は厳しくて落ちる人が多い!?
Airペイの審査は遅いだけではなく、厳しいといわれることが多いのですが、実際にはどうなのでしょうか?
結論から言うと、Airペイは審査の判断基準を公表していないので、わからないというのが正解です。
そもそも審査をするのはAirペイではなく決済会社ですからね。
Airペイは人気のサービスですから申し込む人の数も多く、落ちる人の数も多いということもあるでしょう。
決済の種類も多いので、一度引っかかる人は当然他の審査でも引っかかる可能性が高くなって、その度に書類を提出させられることもあるようです。
審査にスムーズに通るためには、できるだけのことをするしかありません。
わかりやすい書類を提出することと、店舗の画像なども見やすいものを用意して、店の全体像がわかるホームページを用意することなどですね。
ちなみにAirペイの公式サイトを見ていて、ひとつ厳しいと思ったことがあります。
Airペイからの連絡を見落として返答しなかったら、すぐにキャンセルされてしまう可能性があるということです。
※参照元:Airペイ
何日間返答しなかったらではなく、申し込み日から起算して1か月後の同日にキャンセルされるということなので、ちょっと怖いですね。
対処法としては、申請中は毎日のメールの確認を欠かさないことです。
Airペイの審査に落ちたらSquareに申込む人が多いようです。
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Airペイは加盟店の規約が多い
審査に通るように、トラブルにならないように加盟店規約は確認しておきたいところ、いや確認しなければいけないのですが、量がかなり多いです。
ちょっと調べっところ、文字にすると約97,000文字で、400文字の原稿用紙だと243枚分の量でした。
たとえ読めたとしても、すべて理解することは不可能に近いので、特に関わりのある項目を抜粋して、可能な限り目を通しておくのがベストです。
クレジットカードは1回払いのみ
Airペイのクレジットカード決済で、分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどを、お客さんに選択してもらうことができるのか気になる方も多いと思いますが、Airペイでの支払い方法は1回の一括払いのみです。
お客さんの利用する決済会社によっては、支払方法の変更サービスがあるので、それに頼ってもらうしかなさそうです。
QRコード決済の入金サイクルは月1回
Airペイの入金サイクルは、振込先を三井住友、三菱UFJ、みずほ銀行のいずれかで登録すれば、入金サイクルは5日ごとの月6回です。
しかも振込手数料は0円。
カードと電子マネーの条件はいいのですが、AirペイQRでの決済に関しては、入金サイクルが月末締めの翌月末払いの月1回のみとなっているんです。
QRコード決済の多い店舗で、さらに資金繰りが大変な店舗にとっては、デメリットだといえるでしょう。
ECサイトのオンライン決済には使えない
実店舗以外にECサイト(ネット販売)を利用しているなら、オンラインでの決済にもAirペイが使えたら便利ですよね?
別にオンライン決済のサービスを導入すれば、毎月の固定費が必要になってしまうので、Airペイが使えればかなりラッキーです。
ですが残念ながらネット販売での決済でAirペイを利用することはできません。
ECサイトでのオンライン決済や一元管理を考えるのでしたら、Airペイではなく無料でネットショップも開設できるSquareのサービスがおすすめです。
Airペイをはじめると勧誘の営業電話が多くなる
ネットでよくみられる事例ですが、Airペイを導入していると、関連商品の営業電話や、株式会社リクルートを装った勧誘電話がかかってくることが増えるようです。
おそらくほとんどがいろんな商品を取り扱っている代理店なので、まったく関係のない商品まで勧めてくることも。
営業中に押し売りのような電話がかかってきたら、時間を取られるだけでなく、不快な対応でストレスになることも多いですよね。
会社名と名前を確認したら、あとは相手にしないのがいちばんです。
Airペイのデメリットまとめ
デメリットのなさそうなAirペイのサービスですが、人気サービスだからこそ利用者も多く、デメリットを感じてる人も多いという印象ですね。
最後にもう一度まとめました。
Airペイのデメリット | 対処法等 |
iPadかiPhoneが必要 | 今ならキャンペーンで無料 |
マルチ決済端末ではない | 仕方がないですね。 |
審査完了までが遅い | 余裕をもって申し込みましょう。 |
審査が厳しい | 不備がなく見やすい資料を提出しましょう。 |
加盟店規約が多い | できる限り目を通しましょう。 |
クレジットカードは一括払いのみ | カードによってはお客さん自身で可能。 |
QRコード決済の入金が月1回だけ | QRの利用が多い個人店以外なら大丈夫。 |
ECサイトの決済には使えない | ネットショップするなら他社サービス。 |
営業電話、勧誘電話が多くなる | リクルート以外は相手にしない。 |
デメリットもありますが、Airペイはメリットの方が多いですよね。
・カードリーダー無料ではじめられる
・キャッシュレス決済の種類がトップクラス
・手数料や振込の条件がいい
・Airレジなど連携できるサービスが豊富
なんといってもリスクがないので、特にこだわりがなければ、Airペイがおすすめです。
もしデメリットをみてAirペイ以外で探そうというのならSquare(スクエア)がおすすめです。
Airペイの審査に落ちた人は、スクエアを選ぶことが多いみたいです。
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