キャッシュレス決済の導入を検討しているお店にとって、「どの決済サービスを選ぶか」「どんな決済端末がいいのか」は大きな悩みですよね。
特にUSEN PAYは、多様なニーズに応えるために複数の決済端末やプランを提供しており、「結局、どれを選べばいいんだろう?」と迷ってしまう方も少なくないでしょう。
この記事では、USEN PAYが提供する主要な決済端末を徹底的に比較解説します。それぞれの特徴や費用、メリット・デメリット、そして「どんなお店に最適なのか」を明確にすることで、あなたが自身のお店にぴったりのUSEN PAYを見つけられるようサポートします。
USEN PAYの決済端末、主要な選択肢はコレ!
USEN PAYは、お店の規模や求める機能、予算に応じて選べるよう、主に以下の2つの決済端末タイプを用意しています。
1、USEN PAY ENTRY:初期費用・月額を抑えてキャッシュレス決済を始めたいお店向け。QRコード決済も利用するならUSEN PAY QRと併用します。
2、USEN PAY (マルチ決済端末):一台でスマートに様々な決済を完結させたいお店向け。レジとのセットならUSEN PAY+として利用できます。
それでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。
USEN PAY ENTRY:初期費用・月額0円で始めるキャッシュレス
USEN PAY ENTRYは、キャッシュレス決済を最小限の投資で導入したいと考えるお店に最適なプランです。
USEN PAY ENTRYの概要
スマートフォンやタブレットと連携させるカードリーダー(据え置き型またはモバイル型)を使って、クレジットカード、交通系IC、iD、QUICPayに対応します。
QRコード決済を利用する際には、別途iPadにUSEN PAY QRという専用アプリをダウンロードして併用します。
USEN PAY ENTRYの費用について
初期費用(端末代)
約20,000円の端末代が0円
月額料金:1,000円 → 0円
月1回以上の利用があれば、月額は無料です。
QRコード決済利用料:0円
お手持ちのiPadがあれば追加費用なし
専用タブレットレンタル料:22,000円
※もしiPadがない場合
レシートプリンター代:19,500円(税別、別途必要)
USEN PAY ENTRYのメリット
圧倒的な低コスト: 初期費用も月額利用料も基本0円で、キャッシュレス決済を非常に安価に導入できます。
手軽に導入: 手持ちのスマホやiPadがあれば、カードリーダーをつなぐだけですぐに始められます。
主要なクレジットカードや電子マネーに加え、QRコード決済にも対応しています。
USEN PAY ENTRYのデメリット
機器が複数に分かれる: カードリーダー、iPad/スマホ、レシートプリンターと、会計時に複数の機器を操作する必要があるため、レジ周りが少しごちゃつく可能性があります。
iPadの準備が必要: ご自身でiPadを用意するか、別途レンタル費用がかかります。
一部の海外QR決済など、USEN PAY(マルチ決済端末)に比べて対応ブランドが少ない場合があります。
USEN PAY ENTRYは、こんなお店におすすめ!
個人経営の小規模店舗やサロン、移動販売など、とにかく初期費用を抑えたい方。
「まずはキャッシュレス決済を試してみたい」という初心者の方。
すでにiPadを業務で活用している店舗。
レシート発行頻度が比較的少なく、プリンター代の初期投資を許容できる店舗。
USEN PAY (マルチ決済端末):一台完結!スマートなキャッシュレス決済
USEN PAY(マルチ決済端末)は、レジ周りをスマートに、そして効率的に運用したいと考えるお店向けのオールインワン決済端末です。
USEN PAY (マルチ決済端末)の概要
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済まで、一台の端末で全ての決済を完結できるのが最大の特徴です。コンパクトなボディにレシートプリンターが内蔵されているタイプもあります。
さらに、レジシステムと連携させて利用する際には、USEN PAY+というセットプランとして導入できます。
USEN PAYの費用について
月額料金:1,980円
(初期費用や端末代については、この月額料金に含まれる形で提供されることが一般的です。詳細はUSENへ直接お問い合わせください。)
【USEN PAY+の場合】
・初期費用:30,000円
・月額利用料:5,980円
・決済手数料優遇
通常3.24%のVisa/Mastercardの決済手数料が2.99%に割引されます。
USEN PAYのメリット
一台で完結
複数の機器を置く必要がなく、レジ周りがすっきりして、お客様にとってもスマートな印象を与えます。
操作がスムーズ
オールインワンのため、決済処理が直感的で素早く、従業員の会計業務負担を軽減します。
幅広い決済ブランドに対応
国内主要ブランドはもちろん、AlipayやWeChat Payといった海外のQRコード決済にも対応しており、インバウンド需要にも対応できます。
USENによる導入時の設置サポートや24時間365日の手厚いサポート体制も魅力です。
USEN PAY+なら
決済情報が自動でレジに反映され業務効率が大幅に向上し、Visa/Mastercardの決済手数料が優遇されるため、高頻度で利用するほどコストメリットが大きくなります。
USEN PAYのデメリット
月額費用が発生する
USEN PAY ENTRYのように0円で運用することはできません。USEN PAY ENTRYと比較すると、ランニングコストがかかることになります。
USEN PAY+なら
初期費用・月額費用が最も高額になるため、導入コストをしっかり考慮する必要があります。
USEN PAYは、こんなお店におすすめ!
・ある程度の決済頻度がある店舗。
・レジ周りのスペースを有効活用したい、スマートな会計を目指す店舗。
・従業員の操作ミスを減らし、操作のシンプルさや教育コストを抑えたい店舗。
・多様なキャッシュレス決済手段に幅広く対応し、お客様の利便性を高めたい店舗。
USEN PAY+なら
複数店舗展開や、将来的な店舗拡大を考えている店舗、決済だけでなく売上・在庫管理を含め店舗運営全体の効率化を図りたい店舗、キャッシュレス決済の取引量が多く決済手数料の割引が大きなメリットとなる店舗。
比較表:あなたに最適なUSEN PAYはどれ?
ここまで解説した2つの端末タイプと、それぞれの主要なプランを一覧で比較してみましょう。
※入金サイクルは、いずれのプランも住信SBIネット銀行USEN支店を振込先に指定した場合、最短翌日入金が可能です。その他の金融機関の場合、入金サイクルが異なりますので、事前に確認しましょう。
自分のお店に最適なUSEN PAYを選ぶためのチェックリスト
上記の比較を踏まえ、あなたのお店にぴったりのUSEN PAYを選ぶためのチェックリストを試してみましょう。
- Q1. 初期費用や月々のランニングコストをどこまで抑えたいですか?
- A. とにかく安く始めたい → USEN PAY ENTRY
- B. 月額費用を払ってでも利便性を重視したい → USEN PAY (マルチ決済端末)
- C. レジシステム込みで業務効率を上げたい → USEN PAY+
- Q2. お店の決済頻度はどれくらいになりそうですか?
- A. 月数回程度、ごく少額 → USEN PAY ENTRY
- B. ある程度の決済があり、安定した運用を求める → USEN PAY (マルチ決済端末)
- C. 毎日多くの決済があり、決済手数料の優遇が大きなメリットになる → USEN PAY+
- Q3. レジ周りをどれだけシンプルにしたいですか?
- A. 機器が多少分散してもOK → USEN PAY ENTRY
- B. 一台に集約したい → USEN PAY (マルチ決済端末) または USEN PAY+
- Q4. 現在、iPadなどのタブレットは所有していますか?
- A. 持っている → USEN PAY ENTRYがお得に始められます。
- B. 持っていない → **USEN PAY (マルチ決済端末)**を検討するか、ENTRYのレンタル費用を考慮しましょう。
- Q5. 決済機能だけでなく、レジ業務全体の効率化を図りたいですか?
- A. 決済機能だけで十分 → USEN PAY ENTRY または USEN PAY (マルチ決済端末)
- B. 決済とレジが連携し、売上管理なども一元化したい → USEN PAY+
まとめ
USEN PAYは、「費用を抑えて手軽に始めたい」「一台でスマートに完結させたい」「レジ連携で業務効率を最大化したい」といった、お店の様々なニーズに応える決済ソリューションを提供しています。
- コスト最優先でミニマムスタートなら「USEN PAY ENTRY」
- 一台完結の利便性とスマートさを求めるなら「USEN PAY (マルチ決済端末)」
- 高頻度の決済で手数料を抑えつつ、店舗業務全体を効率化するなら「USEN PAY+」
最終的にどれを選ぶかは、あなたの店舗の規模、客層、決済頻度、予算、そして将来的なビジョンによって変わってきます。
ぜひ、この記事の情報を参考に、あなたのビジネスに最適なUSEN PAYの決済端末を見つけてください。
より詳細な情報や見積もり、ご自身の店舗への具体的な導入イメージについては、USENの公式サイトを確認したり、直接問い合わせて相談してみることをおすすめします。