コード決済、所謂QRコードやバーコードを使ったキャッシュレスレス決済の需要が高まってきています。
これからキャッシュレス決済を導入するなら、利用の多い”コード決済”サービスは抑えておきたいところですよね。

特に利用率の高いPayPay(ペイペイ)は外せません!
インバウンドが期待できる店舗だと、中国人観光客がよく利用する中国系の決済サービスも視野に入れておきたいですよね。
そこでQRコード決済に強いキャッシュレス決済代行サービスを調べました。
結論から言うと、Airペイがいちばん多くのQRコード決済を含むキャッシュレス決済に対応していましたが、他にもおすすめの代行サービスを紹介しますね。
QRコード決済の多いキャッシュレス決済代行サービス
経済産業省の調査によると、中小企業におけるコード決済の導入率は55%で、業種別に見ると、飲食店、小売店、観光業の順に割合が高くなっています。
2022年には電子マネーを抜いて、クレジットカードの次によく利用されるキャッシュレス決済の手段となりました。
そんな中でも利用率が圧倒的に高いのがPayPayです。
楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイまで抑えれば、QRコード決済をかなり賄えるようになるわけです。
逆にこれらに対応していなければ、機会損失に合う確率が高くなってしまいますね。
おすすめキャッシュレス決済代行サービス3選!

QRコード決済の種類が多いおすすめのキャッシュレス決済代行サービスは、以下のサービスです。
・スマレジのPEYGATE
・SMBC GMO PAYMENTのstera pack(ステラパック)

SMBC GMO PAYMENTとは三井住友銀行とGMO-PGの合併会社です。
利用率の高いサービスと中国系のサービスをバランスよく抑えているので、この中から選べば間違いないと言えるでしょう。
それぞれの利用できるQRコード決済をまとめました。
Airペイ | スマレジ | stera pack | |
PayPay | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天ペイ | 〇 | 〇 | 〇 |
d払い | 〇 | 〇 | 〇 |
au PAY | 〇 | 〇 | 〇 |
メルペイ | 〇※ | 〇 | 〇 |
FamiPay | 〇※ | ||
ゆうちょPay | 〇 | ||
j-coin | 〇 | ||
COIN+ | 〇 | ||
WeChatPay | 〇 | 〇 | 〇 |
UnionPay | 〇 | 〇 | |
AliPay | 〇 | 〇 | 〇 |
AliPay+ | 〇 | 〇 | |
Smart Code | 〇 |
※Smart Codeの取り扱いサービス
少しだけ説明しておくとAliPay+(アリペイプラス)とは、中国のAliPayにプラスして、アジア圏の決済サービスの利用が可能になります。
AliPay(中国)、AliPay HK(香港)、Touch’n Go eWallet(マレーシア)、Gcash(フィリピン)、Kakaopay(韓国)、True Money(タイ)、DANA(インドネシア)
さらに、インド、パキスタン、バングラディッシュが追加される予定も。

atone(アトネ)、ANA Pay、au pay、EPOS PAY、K PLUS(カシコン銀行)、ギフティプレモPlus、銀行Pay、FamiPay、pring(プリン)、Payどん、メルペイ、ララPay、Lu Vit Pay、OKI Pay(沖縄銀行)、こいPay(広島銀行)、はまPay(横浜銀行)、ほくほくPay(北海道銀行)(北陸銀行)、ゆうちょPay(ゆうちょ銀行)、YOKA!Pay(熊本銀行)(十八親和銀行)(福岡銀行)

AliPay+とSmart Codeの両方に対応しているAirペイはすごいですね。
総合的におすすめなのがAirペイ
QRコード決済が多いキャッシュレス決済代行サービスで、総合的におすすめなのがAirペイです。
まずキャンペーンで、iPadとカードリーダーが0円で導入できます。

QRコード決済はバーコードをiPadで読み取って決済します。
QRコード決済を利用するには、申込み時に「AirペイQR」を同時申し込みするだけで、料金はかかりません。

つまり初期費用は0円、月額固定費も無料です。
もちろん使えるクレジットカードと電子マネーの種類も豊富。
決済手数料は3.24%~の最安水準なので、無料だからといってその分を上乗せされているわけでもありません。
決済方法 | 手数料 |
VISA、マスター、アメックス | 3.24% |
JCB、Diners Club、Discover、iD、UnionPay | 3.74% |
交通系電子マネー | 2.95%(税抜) |
QRコード決済 | 2.95%(税抜) |
COIN+ | 0.99%(税抜) |
振込手数料は、ゆうちょ銀行以外ならどの銀行でも無料なので、現在使っている銀行口座をそのまま使うことができます。
入金サイクルは、QRコード決済が月1回の翌月末払いですが、それ以外は月に6回または3回が選べるので、入金待ちで資金繰りが厳しくなることもないでしょう。
iPadにAirレジアプリ(無料)をダウンロードしてPOSレジとして使えば、現金の会計と一緒に管理することができるようになりますよ。
クレジットカードと電子マネーは申込みから最短で約2週間、QRコード決済は最短で約3週間で利用できるようになります。
人気キャンペーンなので、iPadの配布が終了してしまう前に申込むことをおすすめします。
店舗以外でもマルチで活躍!スマレジのPAYGATE
クレジットカードと電子マネー、QRコード決済までを一台のマルチ端末決済で完結することが出来るのがスマレジのPAYGATEです。
マルチ端末決済機30,800円相当が、キャンペーンで0円。
3,300円(税込)の月額利用料が必要ですが、PAYGATEにはAndroidとバッテリー、レシートプリンターが搭載されていて4G回線が利用できるようになっています。
つまり店舗だけでなくキッチンカーなどの移動販売やイベント、営業やデリバリーなどに活用することも可能なわけです。
プリンターを購入したり、モバイルWiFiを契約しなくてもいいことを考えれば、お得感がありますよね。
入金サイクルは15日と月末。
こちらもスマレジアプリ(無料)をダウンロードすれば、POSレジとして現金会計とキャッシュレス決済の会計を一元管理できます。
入金手数料は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、それぞれ最安水準の3.24%~ですが、キャンペーンで安くなるのでお得です。

利用開始まで約2カ月かかるので、申し込みはお早めに。
PAYGATEは最初にお問い合わせが必要になりますので、問い合わせフォームを確認の上、導入希望や質問などを記入して送信してください。
スムーズな会計にこだわるならstera pack
stera packは端末代の初期費用はかかりません。
スタンダードプランの場合、利用料が月額3,300円(税込)で、VISAとmaster cardの決算手数料が2.80%という格安設定になります。
月額3,300円が13カ月無料になるお試しプランがあるので、そちらで申込むことをおすすめします。
VISAとmaster cardの決算手数料が14カ月目まで2.80%→3.25%になりますが、VISAとmaster cardの売上が毎月80万円ぐらいない限りお得だからです。
スタンダードプラン | お試しプラン |
月額3,300円(税込) VISAとmasterの決済手数料2.80% |
13カ月目まで月額0円 VISAとmasterの決済手数料3.25% ※14カ月目まで |

お試しプランの期間が終了すると、自動的にスタンダードプランへ移行します。
stera packの端末stera tarminalは、スマレジのPAYGATE同様にクレジットカード、電子マネー、QRコード決済が一台でできるマルチ決済端末です。
Android搭載でプリンターも内蔵していますが、WiFi環境が必要なのと、電源を配給しながら使うので、スマレジのPAYGATEのように外で使うのは難しいかも知れません。
その代わりに、デジタル会員証を発行したり、クーポンを配布するなどの、顧客管理と販売促進を行う「おみせポケット」というアプリを使うことができます。
他にも、お客さん側にも画面があるのと、音声案内をしてくれる点では、会計時のスムーズさは上回っていると言えるでしょう。
入金サイクルは月に6回と2回を選ぶことが出来て、振込手数料は220円ですが、三井住友銀行なら0円で利用することができます。
詳しい決済手数料はこちら。
決済方法 | 手数料 |
VISA、マスター | 2.80% / 3.25%(お試しプラン) |
JCB、Diners Club、Discover | 3.74% |
UnionPay | 3.25% |
電子マネー | 3.25% |
QRコード決済 | 3.25% |
QUICPay | 3.74% |

利用開始までは最短で約1.5カ月。
審査が終わった決済ブランドから順次利用可能となっていきますが、導入まで3カ月以上かかる場合もあるようなので、申し込みはお早めに!