お店にキャッシュレス決済を導入したい。
楽天ペイのキャッシュレス決済サービスが気になっているけど、楽天ペイの関連サービスが多すぎて、始め方がわからないという方も多いと思います。
そこで、店舗に楽天ペイのキャッシュレス決済を導入したいという方に向けて、楽天ペイ(実店舗決済)導入に必要な情報をまとめて記事にしました。
基本的な流れは、申込み → 審査 →(通過)→ 利用開始です。
キャンペーン中なら決済端末が無料に!
月額利用料は0円なので、コストをかけずに導入することが出来ますよ。
楽天ペイのサービス概要
楽天ペイについて、まだ何も知らない方もいらっしゃると思いますので、まずはサービスの概要についてカンタンに説明したいと思います。
この記事でいう楽天ペイとは店舗決済サービスのことで、お店側がキャッシュレス決済を受け付ける為に導入するサービスを指します。
月額料金は無料。
決済手数料は3.24%で、楽天銀行を振込先に指定すれば、振込手数料無料で365日翌日入金されるというメリットが特徴でもあります。
サービスは大きく分けて3つ。
楽天ペイ ターミナル | カードリーダー | アプリ決済 |
マルチ決済端末 対応決済 ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード 38,280円(税込)が キャンペーン中だと0円に! |
要スマホorタブレット 対応決済 ・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード 19,800円(税込)が キャンペーン中だと0円に! |
お客さんのスマホで決済 対応決済 ・楽天ペイ ・au PAY 無料 |
断然お得なのが、楽天ペイターミナルです。
Androidベースでレシートプリンターが内蔵されているので、何万円もするタブレットやレシートプリンターを別途購入する必要がありません。
導入0円キャンペーン中なら、38,280円(税込)の端末が0円なので、お得すぎますよね。
楽天ペイの導入に必要な審査資料は?
楽天ペイに限らず、キャッシュレス決済を導入するには、店舗確認等の審査が行われるので、そのために以下の資料を申込時にアップロードする必要があります。
2、店舗実態がわかる資料や画像など
3、業種ごとの許可証等(必要な場合)
法人と個人事業主、申込み種別ごとの確認書類
申込み種別とは、法人と個人事業主のことをいい、法人の場合は法人番号と履歴事項全部証明書(※旧登記簿謄本)が追加されますが、それ以外の確認書類はだいたい同じ内容となっています。
個人事業主 | 法人 | |
会社情報 | ・法人番号 ・履歴事項全部証明書 |
|
代表者確認書類 | いずれかひとつ ・運転免許証 ・運転経歴証明書 ・住民票 ・住民基本台帳カード ・在留カード ・特別永住証明書 ・健康保険証 ・パスポート |
いずれかひとつ ・運転免許証 ・在留カード ・特別永住者証明書 ・パスポート (+住所確認書類) ・各種健康保険証 (+住所確認書類) |
入金先の口座情報 | 代表者の名前の口座 | 法人口座と同一の口座名義の口座 |
店舗情報 | 店舗名や住所、電話番号、商品や サービスが確認できる資料 ・ホームページ ・メニュー表 ・名刺やチラシ |
店舗名や住所、電話番号、商品や サービスが確認できる資料 ・ホームページ ・メニュー表 ・名刺やチラシ |
代表者確認書類は、表の中からいずれか一つで、有効期限内のものである必要があります。
住民票は3カ月以内のもので、本籍地やマイナンバーの記載がある場合は、塗りつぶして見えないようにしてからアップロードしてください。
店舗情報については、取り扱う商品やサービスによって異なりますが、基本的には店舗の外観、内観の画像、取扱商品とその価格、陳列状況などがわかる書類や画像、住所や電話番号がわかるパンフレット、名刺、賃貸契約書や公共料金の明細、店舗のホームページURLなどが必要となります。
開店前の店舗や、以下のような業種でも楽天ペイを申込むことが出来ますよ。
タクシー・ハイヤーに必要な店舗情報
横からとった営業車両全体の外観、○○タクシーなどと記載された車体の表示、乗務員証もしくは運転者証
移動販売等の可動式店舗に必要な店舗情報
営業車両の横からの全体の外観、取扱商品と価格がわかるメニュー表などの写真
確認書類を提出(アップロード)する注意点
申込時にスマートフォンまたはパソコン、タブレットから審査書類を提出することになりますが、そのときの注意点を説明します。
まず資料をスキャンした画像や、店舗の外観などを写した画像などのファイルの形式は、JPEG、JPG、PNG、GIF、PDFである必要があります。
対応しているファイル形式 | 1ファイルの容量 | 最大ファイル数 |
JPEG、JPG、PNG、GIF、PDF | 5MB以下 | 4ファイルまで |
またファイルの容量は、1ファイルにつき5MB以下であること、ファイル数は最大4つまでに抑えることが条件となっているので注意してください。
楽天ペイの申込み~利用開始の流れ
基本的な流れは、申込み → 審査 →(通過)→ 利用開始です。
1、申込み
Webの楽天ペイの公式サイトから申し込みを開始しますが、まずはじめに公式サイト内の「お店に導入する」というボタンをクリックして、申込者の氏名などの基本情報を入力して送信します。
入力したアドレス宛にメールが来るので、メール内のリンクから申し込みページへ飛んで、申込みを完了させてください。
審査用の資料をアップロードできる状態にしておきましょう。
2、加盟店審査~利用開始
申込みが完了したら、アップロードした資料を基に加盟店審査が行われます。
審査はいくつかのブランドごとに行われますが、審査が完了するたびに結果をメールで知らせてくれて、受信した時点で利用可能に。
すべての審査が完了するまで約2週間ほど!
最初の審査がVisaとMastercardで、最短3日で審査完了メールが届いて、そこから最短3日程度でカードリーダーが送られてくるという流れです。
au PAYの審査結果は約2週間後なので、アプリ決済(QRコードのみ)で申し込む方は、利用開始まで約2週間ということになります。
3、キャッシュレス決済可能店のアピール
楽天ペイターミナル、カードリーダー、またはアプリ決済のスタートキットにステッカー等の販促物、掲出物が同梱されているので、集客したりお客さんにキャッシュレス決済が可能であることをアピールしましょう。
楽天ペイのアクセプタンスステッカーの場合
販促物は加盟店画面にログインしてから、無料申請することもできます。
楽天ペイのキャッシュレス決済導入まとめ
楽天ペイターミナル、カードリーダー、アプリ決済から選んで申込んだら、早ければ2週間ほどで利用開始することが出来ます。
審査書類が少し面倒な感じがしますが、特に難しいものを揃える必要はないので、意外と早く準備することが出来るでしょう。
ちなみに、他社サービスでも同じような資料の提出が必要になります。
できるだけ正確で見やすくてわかりやすい画像、資料を作成して、審査に備えて下さいね。
楽天ペイは、楽天ペイターミナルとカードリーダーを無料で申し込むことが出来るので、かなりお得度が高いサービスです。
マルチ決済端末も月額利用料も無料なのは、おそらく楽天ペイだけでしょう。
ただし決済端末の無料キャンペーンは、開催期間が不定期なので逃さないように注意してください。