フリマやハンドメイドイベント、地域のマルシェやコミケなど、個人でも気軽に参加できるイベント出店が増えてきました。そんな中で、「現金のみ」ではお客さんを逃してしまうかも…と感じていませんか?
今や多くの人が当たり前のように使っているキャッシュレス決済。その中でも特に利用率が高いのがQRコード決済の「PayPay」です。
この記事では、個人でもイベント出店でPayPayを導入する方法をわかりやすく解説します。準備や審査の流れ、注意点までまとめているので、初めての方も安心してチャレンジできますよ!
個人でもPayPayは導入できる?
結論から言うと、個人事業主であればPayPayを導入できます。
「自分は法人じゃないし…」と思う方もいるかもしれませんが、税務署に開業届を出して個人事業主として登録すればOK。開業届の提出は無料で、即日で手続きが完了します。
※マイナンバーカードがあれば、e-taxで開業届を提出することも可能。
学生や会社員でも副業としてイベント出店する場合に開業届を出せば問題ありません。ただし、就業規則や副業規定がある場合は確認しておきましょう。
PayPay導入の2つの方法
PayPayをイベント出店で導入するには、以下の2つの方法があります。
2、キャッシュレス決済代行サービスに申込む方法
PayPayに直接申し込む方法
イベント出店におすすめなのは、PayPayに直接加盟店申請をする方法です。QRコード決済だけを導入したいなら、コストも手間も最小限です。
PayPayの導入手順はこちら!
審査完了から約1週間で利用を開始することが出来ますよ。
1. 公式サイトから仮登録
まずはPayPayの公式サイトで仮登録。メールアドレスを入力するだけでOKです。
2. 必要情報を入力・書類を提出
仮登録後、届いたメールから本登録を進めます。
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
・出店時の写真(外観と内観)
・開業届の控え(個人事業主であることの証明)
※イベント出店でも、商品や看板が写った写真があればOKです。
3. 審査
審査は通常2〜3営業日で完了。混雑時や情報の不備がある場合は数日かかることもあります。
4. スタートキットが届く
審査通過後、ステッカーやガイドが入った「スターターキット」が届きます。届いたら、PayPay for Businessアプリをスマホにインストールして、設定を行いましょう。
キャッシュレス決済代行サービスに申し込む方法
クレジットカードや他の電子マネーなど、PayPay以外の決済も導入したい場合は、AirペイやSquareなどの決済代行サービスを通じて導入する方法もあります。
おすすめのサービスは、Square(スクエア)です。
最短当日から利用可能で、審査が緩いのでも有名なので、イベントにはもってこいのサービスだといえます。
カードリーダーは4,980円~購入可能ですが、「スマホでタッチ決済」というサービスがあって、iPhoneまたはAndroidのNFC(タッチ決済)機能を使って、決済端末として利用することも可能なんです。
※スマホでタッチ決済は電子マネーは利用できません。
月額は無料で、振込手数料も無料!入金は翌営業日。
≫スクエアの詳細はこちらから
よくある質問(Q&A)
Q. イベント出店のときだけPayPayを使って、終わったら解約できますか?
A. はい、可能です。
PayPayは継続契約ではないため、イベント終了後にアカウントを削除すれば、いつでも利用を終了できます。月額料金もかからないので、「イベントの期間だけ使いたい」という人にも最適なサービスです。
Q. フリーマーケットのような小規模出店でも審査に通りますか?
A. 多くの場合、問題なく審査に通っています。
出店形態がフリマやマルシェでも、必要な情報(本人確認書類と出店風景の写真など)をしっかり提出すれば、個人事業主として十分申請が通るケースが多数あります。もちろん、審査結果はケースバイケースですが、イベント目的で導入している人も多数います。
まとめ:PayPayは個人事業主のイベント利用に最適!
PayPayの登録ユーザー数は6,800万人(2025年3月現在)。
イベントでの集客や売上アップを狙うなら、PayPayの導入は非常に効果的です。
スマホだけで簡単に始められ、初期費用も月額費用もかからないので、個人での出店にもぴったりだといえます。
審査はありますが、書類を準備して仮登録すれば、スムーズに導入できますよ。
まずは無料でできる仮登録から始めて、キャッシュレス対応の第一歩を踏み出しましょう!