どこのキャッシュレス決済代行サービスでも、クレジットカードの種類は大体同じですよね。
Visa、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナーズクラブ、ディスカバー
これにプラスして、中国のクレジットカードのような存在であるUnionPay(銀聯)があったりなかったりといったところではないでしょうか?
つまりどこの会社も似たり寄ったりで、手数料もほとんどの会社で3.24%なので大差はありません。
電子マネーが気になりますよね。
STORES決済の電子マネー手数料は1.98%!
これはSTORES決済の大きなメリットだといえます。
利用者の多いSuicaやPASMOにも対応していますよ。
STORES決済で利用できる電子マネーの種類は?
STORES決済で使える電子マネーは、交通系電子マネー9種類です。
Kitaca/Suica/PASMO/toica/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん
キャッシュレス決済を利用する人は年々増えていて、電子マネーを利用する人の中でも約9割がなんらかの交通系電子マネーを利用しことがあるといいます。
電車やバスを利用するような人はみんな持っているし、残高を把握しやすいので気軽に使いやすいですよね。
クレジットカードは後払いなので使いたくないという人もいますから、利用者にとっても交通系電子マネーが使えることはありがたいのです。
STORESの電子マネー決済手数料は1.98%
STORES決済のクレジットカードとQRコード決済の手数料は3.24%ですが、電子マネーの手数料は2020年10月13日に3.24%から引き下げられて1.98%となっています。
他社と電子マネーの決済手数料を比較してみましょう。
STORES決済・・・1.98% | |||
Airペイ | 3.24% | スクエア | 3.25% |
USENペイ | 3.24%~3.74% | スマレジPAYGATE | 3.24% |
ステラパック | 3.24% | 楽天ペイ | 3.24% |
STORES決済だけが突出して安いということがわかりますよね。
3.24 - 1.98 = 1.26%
加盟店は電子マネー決済の売上から、100円につき1.98円の手数料をSTORES決済に支払うということになりますが、他社よりも1.26円お得というわけです。
1000円だと12.6円、10000円だと126円です。
STORES 決済 (旧:Coiney) |公式サイトはこちら
なぜSTORES決済だけが安いのか?
他の会社も、決済手数料は概ね3.24%で統一しているのに、STORES決済だけ低い設定なのは、何かウラがあるんじゃないか?と気になったので調べてみました。
結論から言うと、怪しい理由ではありませんでした。
日本でのキャッシュレス決済の利用者が目に見えて増え始めた頃、同時に手数料がかかるキャッシュレス決済を導入するのはハードルが高いという店舗も多かったわけです。
面倒な手続きをしてカードリーダーを購入してまで導入するとなると、さらに申し込む気にはならないですよね。
けれど実際に導入した店の満足度は、それ以上に高かったんです。
会計がスピーディーになったし、電子マネーの決済を求めているお客さんが多いことが分かったといいます。
STORES決済としては、加盟店が増えた方がいいわけですから、店の導入に対するハードルを下げるための一環として、電子マネーの手数料率を大幅に下げたというわけです。
ちなみに2023年の4月1日からは、決済手数料が高かった一部のクレジットカードの決済手数料も大幅に引き下げられました。
3.74% → 3.24%
STORES決済で電子マネーを利用する注意点!
STORES決済は面倒な書類などを用意する必要もなく、最短3日ほどで利用開始できるサービスですが、電子マネーを利用するにあたって、知っておいた方がいい事や注意点などをまとめました。
・必要なもの
・審査や日数について
・その他の注意点
STORES決済で電子マネーを始めるのに必要なものは?
STORES決済を始めるには、インターネット環境とカードリーダー、そしてスマホかタブレットが必要になります。
・カードリーダー
・スマホまたはタブレット
推奨されているインターネット環境は、ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアと呼ばれる4G/5G/LTE回線、または発信元のしっかりした電波の強い光回線などのWiFi環境です。
フリーWi-Fiや格安スマホのテザリングを利用するのはやめましょう。
カードリーダーは、STORESの決済端末(CoineyターミナルPlus)で、それ以外の端末や旧機種(Coineyターミナル(黒))で利用することはできません。
またSTORES決済で電子マネー決済を行うには、スマホ、タブレットはAndroid端末ではなく、iOS端末(iPadまたはiPhone)が必要となります。
STORES決済の電子マネー対応iOS端末の機種
2023年4月時点で、推奨されているiOS、iPadOSは、14~16.4です。
※Bluetooth4.0以上、STORES決済アプリ7.2.5以上
iPad、iPhoneの電子マネー対応機種は以下のようになっています。
iPad:第5世代~第10世代
iPad Air:第3世代~第5世代
iPad pro:第一世代(10.5インチ、11インチ)
第3世代(12.9インチを除く)~第6世代
iPhone7~14(Pius、Pro、Pro Max、miniを含む)
※iPhone12 Pro、Pro Maxを除く
iPhone SE第2世代、第3世代、iPhone X、XS、XS Max、XR
STORES決済で電子マネー利用開始までの期間は?
STORES決済を申込むと、まずVisaとMastercardの審査が行われるのですが、これを1次審査といい最短3日で利用可能になります。
そこから管理画面で電子マネーを申込むと、STORES決済アプリを使って電子マネー決済が利用できるのですが、この期間が最短翌10営業日。
つまり、1次審査と合わせて最短約2週間で利用開始ということになります。
STORES決済の電子マネーの注意点
STORES決済で電子マネー決済を行うには、いくつかの注意点があります。
・移動販売での使用不可
・電子マネーの決済は2万円まで
最近は冷凍餃子などの無人販売などが話題になっていましたが、無人のレジにSTORES決済のカードリーダーを設置して電子マネー決済を行うことはできません。
まとめ!STORES決済の電子マネーについて
STORES決済に電子マネーについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
STORES決済で使える電子マネーは、交通系電子マネー9種類で、業界最安といってもいい1.98%の決済手数料で利用できるのが魅力です。
キャッシュレス決済の利用者は年々増加し、交通系電子マネーの比率も上昇傾向にあります。
とはいえ店舗を運営するなら、気になるのは決済手数料ですよね。
キャッシュレス決済ができることはアピールしたいけれど、できれば決済手数料の高い決済は使ってほしくない!というのが本音ではないでしょうか。
手数料を重視してキャッシュレス決済を選ぶならSTORES決済が向いているといえるでしょう。
STORES 決済 (旧:Coiney) |公式サイトはこちら
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