エアペイとペイキャスモバイルを徹底比較！導入するならどっち？

AirペイとPayCas Mobile（ペイキャスモバイル）、どっちを導入しようか迷っている方の為に、徹底比較していきたいと思います。

※PayCas MobileはPayPayから申込む「特別セットプラン」の条件です。

まずは比較表をご覧ください。

	Airペイ	PayCas Mobile
運営会社	株式会社リクルート	SB C＆S株式会社
決済端末	iOS端末＋カードリーダー	マルチ決済端末
端末代金	iPad無料（不定期） カードリーダー無料	無料
月額料金	無料	1980円（税別） ※通信費込み
POSレジの利用	無料（Airレジ）	有料アプリ（780円～）
レシート	電子レシート or 別購入	プリンター内蔵
決済の種類	・クレジットカード ・電子マネー ・QRコード（AirペイQR）	・クレジットカード ・QRコード ※電子マネーはオプション 月額1020円（税別）
決済手数料	3.24% ※COIN+は1.08%	2.80%～
入金サイクル	月６回または３回 ※銀行口座による	月２回（15日と月末）
振込手数料	無料	無料
利用開始まで	２週間～	１カ月～
公式サイト＞＞

いろいろ条件が違うので一概には言えませんが、ざっくりと比較すると、ほぼ完全に無料で利用できるのがAirペイで、月額料金は掛かるけどレシートプリンタ搭載、通信費込みのマルチ決済端末を利用できるのがPayCas Mobileといったところでしょう。

さらに料金面とサービス面に分けて、詳しく比較していきたいと思います。

AirペイとPayCas Mobileの料金を比較！

まずは、AirペイとPayCas Mobileの料金に関する比較をしていきたいと思います。

AirペイとPayCas Mobileの初期費用

各サービスを導入するときにかかる費用をまとめました。

Airペイは、iPadとカードリーダーが無料、月額料金も無料なので、ほぼ完全に無料で始めることができるのが特徴です。

レシートプリンタは無くても、お客さんの要求に応じて電子レシートをメールで送信、または手書きのレシートで対応することができますが、プリンタを購入する場合はAirペイに対応した機種を購入する必要があり、値段はモバイルタイプで２万円～、据え置きタイプで５万円前後が目安となります。

また、店舗にすでにWi-Fiがある場合や、iPad、iPhoneの通信契約をしている場合は、必要ないですが、新たにネット環境を整える場合は、月額５千円前後が必要となってくるでしょう。

PayCas Mobileの場合、月額料金以外に料金は掛からないと言っていいでしょう。

端末にはレシートプリンターとソフトバンクSIMが搭載されていて、通信費は月額料金に含まれているからです。

掛かるとしたら、レシートのロール紙ぐらいですね。

AirペイとPayCas Mobileの決済手数料

AirペイとPayCas Mobileの決済手数料は以下のようになります。

※税込み表示に合わせているので、公式サイトの表示とは異なります。

ほぼ3.24%で統一しているAirペイに対して、PayCas Mobileはブランドによって決済手数料の設定を変えていることがわかりますね。

利用者の多いVISA、Mastercard、PayPayの手数料が低めに設定してあるのはポイントが高いといえるのではないでしょうか。

例えば、VASAカードで10万円の売り上げがあった場合、Airペイの決済手数料は3240円で、PayCas Mobileの決済手数料は2800円なので、440円の差が出ることになるわけです。

その代わりにJCBの手数料が、ちょっと高くなります。

AirペイとPayCas Mobileの振込手数料

売上から決済手数料を引いた額が、登録してある銀行口座に入金されるわけですが、手数料を引かれないに越したことはないですよね。

AirペイもPayCas Mobileも振込手数料は無料です。

ちなみにAirペイは、ゆうちょ銀行は利用できないので注意してください。

AirペイとPayCas Mobileのサービスを比較！

次に料金以外のサービスに関する条件などを比較していきたいと思います。

AirペイとPayCas Mobileのカードリーダー比較

Airペイのカードリーダーは、AirペイのアプリをダウンロードしたiOS端末と接続して利用するタイプです。

カードリーダーは、クレジットカードと電子マネーの決済を行い、タッチ決済にも対応しますが、コードを読み取るためのカメラが搭載されていないので、QRコード決済は、基本的にiOS端末のカメラを利用することになります。

対してPayCas Mobileは、カメラ、レシートプリンタ、ソフトバンクSIMを搭載したマルチ決済端末です。

カメラが搭載されているので、コード決済を含むすべてのキャッシュレス決済を一台で行うことができますし、内臓プリンタによるレシート発行まで行えます。

さらに通信可能なソフトバンクSIMも入っているので、携帯の電波が届くような場所なら、持ち運んで使うこともできるというメリットがあります。

AirペイとPayCas Mobile、決済の種類を比較

対応しているキャッシュレス決済の種類は、Airペイが56種類で、PayCas Mobileが34種類です。

Airペイの方が数が多いですが、SmartCodeやAlipay+という複数の決済をまとめたサービスが含まれているので、実質的な大差はないと言っていいと思います。

Airペイはクレジットカードと電子マネーのサービスで、AirペイQRを申し込むことでQRコード決済が可能に。

PayCas MobileはクレジットカードとQRコード決済のサービスで、オプションで電子マネーを選択することができます。

AirペイQRは無料で申し込めますが、PayCas Mobileの電子マネーは1,020円の月額料金が発生するという違いもあります。

AirペイとPayCas Mobileの入金サイクルを比較

入金サイクル、つまり売上が振り込まれるサイクルですが、Airペイが月３回もしくは６回、PayCas Mobileが月に２回となっています。

※金融機関の休みと振込日が重なる場合、通常は翌営業日の入金になり、月末は前倒しに。

どちらも振込手数料は無料なので、資金繰りに問題がなければ、入金サイクルはあまり関係ないかも知れませんね。

AirペイとPayCas Mobileの比較まとめ

２つの人気キャッシュレス決済代行サービスを比較してきましたが、いかがでしたでしょうか？

総合的にはどちらもいいサービスだから、決めるのは難しいと思うので、最後にまとめておきます。

Airペイが向いてるのはこんな店舗

なるべくお金をかけたくないけど、サービスはできるだけ整っていてほしい！Airペイは、そんな店舗におすすめのサービスです。

月額料金無料！カードリーダー無料！POSレジも無料！

現在はiPadも無料というキャンペーンをやっているので、決済手数料だけで使い続けることができますし、Airレジ（POSレジ）やその他のリクルートのサービスを利用することもできて、入金の条件もいい。

全国で多くの店舗が利用しているサービスなので、将来的な安心感もありますよね。

迷ったらAirペイ、特に大きなこだわりがなければAirペイで間違いありません。

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PayCas Mobileが向いてるのはこんな店舗

マルチ決済端末にメリットを感じるならPayCas Mobileがおすすめです。

月額料金は1,980円かかりますが、タブレットやレシートプリンターの購入、ネット契約を考えているならば、料金的にもお得ということもありますよね。

PayCas Mobileは、PayPayから「特別セットプラン」で申し込むことで、高額78,800円のカードリーダーが無料、決済手数料も最安水準という好条件で利用することができますよ。

PayCAS