テレビCMのセリフ「じゃあいいです。」でお馴染みの人気キャッシュレス決済サービス「Airペイ」ですが、「AirペイQR」が気になっている方も多いと思います。
AirペイとAirペイQR
結論から言いますと、クレジットカードと電子マネーの決済サービスがAirペイで、QRコード決済サービスがAirペイQRです。
まとめてAirペイと呼ぶことも多いのですが、厳密には別のサービスということです。
となると、AirペイQRを利用するのに追加料金や追加機器が必要なのか気になるところですが、特に何も必要ありません。
Airペイを申込むときに同時申込するだけでOKですよ。
もう少し詳しく知りたい方は、続けて記事をご覧ください。
エアペイとAirペイQRの違いは
AirペイもAirペイQRも、同じリクルート社のサービスなので、なぜわざわざ分ける必要が？とも思いますが、利用するアプリが違います。
| Airペイ | AirペイQR | |
| アプリ | Airペイアプリ | AirペイQRアプリ |
| 対応決済 | ・クレジットカード ・デビットカード ・電子マネー ・iD/QUICPay/ApplePay |
QRコード決済 PayPay、d払い、楽天ペイ Alipay+など。 |
もともとAirペイのサービスがあって、QRコード決済に対応するためにAirペイQRのサービスが出来たということです。
決済時は、対応している方のアプリをタップして起動させればいいだけ。
AirペイとAirペイQRの必要機器や料金の違いは？
冒頭でも説明しましたが、AirペイとAirペイQRを同時申込して利用するにあたって、特に必要なものはありません。
| Airペイ | AirペイQR | |
| 月額料金 | ０円 | ０円 |
| 必要機器 | ・iPadまたはiPhone ・カードリーダー |
iPadまたはiPhone |
両方とも月額料金は無料で、アプリを利用するのにiPadかiPhoneが必要になります。
Airペイの決済にはカードリーダーが必要で、AirペイQRの決済にはiOS端末のカメラ機能を利用することになります。
※QRコード決済の読み取りには、QRコードリーダーを別途購入して利用することもできます。
ちなみにiPadかiPhoneがあれば、Airレジのサービスと併用してPOSレジとして使うことができますよ。
Airレジも料金は掛かりません。
まずはAirペイをAirペイQRと同時申込しましょう。
AirペイとAirペイQRは入金サイクルが異なります
キャッシュレス決済での売上が銀行口座に振り込まれる頻度や回数、いわゆる入金サイクルはAirペイとAirペイQRでは違ってきます。
| Airペイ | AirペイQR | |
| 入金サイクル | 月６回 三井住友、みずほ、三菱UFJ ※それ以外の銀行は月３回 |
月１回 |
| 入金日 | 5/10/15/20/25/月末 月３回は、5/15/25日 |
月末締めの翌月最終営業日 |
| 振込手数料 | 無料 | 無料 |
AirペイQRだけだと月に１回なので少ないですが、Airペイが月３回または６回なので、資金繰りは心配なさそうですね。
AirペイQRを申込むと審査期間が長くなる？
AirペイQRを同時申込したら、決済会社の審査が増えるので、審査期間が長くなって利用開始まで時間がかかるのか気になりますよね？
ですが、審査は決済ブランドをいくつかまとめて行われ、審査に通過したブランドから利用可能になるので、AirペイQRを申込んだから遅くなるということはありません。
まず、VISA、Mastercard、UnionPay（銀聯）の審査が最初に行われ、最短３日で結果が出ます。
その後、２～４日でカードリーダー等が到着するので、操作マニュアルを元に操作の練習してください。
約10日後に「ご利用開始のお知らせ」メールが届いたら、アプリにログインして、その時点で審査が完了しているブランドから決済が可能という流れになります。
スムーズにいけば、申込みから約２週間で利用開始。
審査が完了した順にメールが届いて、利用できるブランドを追加していくわけです。
利用者の口コミによると、全ての決済が利用可能になるまでには１カ月～１カ月半ぐらいが多いことがわかります。
Airペイは事前決済がOKでAirペイQRはNG
AirペイとAirペイQRでは、事前決済についての条件が違うので説明しておきます。
事前決済とは、回数券やコース料金、修理依頼など、サービスが提供する前に料金を支払ってもらう決済のこと。
Airペイは条件によって事前決済がOKですが、AirペイQRでは認められていません。
・特定継続的役務に当たる業種以外で１年以内にサービスの提供が完了する場合
・特定継続的役務に当たる業種で、サービス提供が１カ月（または２カ月）未満、または料金が５万円未満の場合
AirペイとAirペイQRの違いまとめ
Airペイはクレジットカードと電子マネー、AirペイQRはQRコードを扱ったサービスですが、同時申込ができて、料金や機器も特に追加する必要はありません。
POSレジサービスのAirレジで管理できるので、会計処理もまとめて行われます。
別々のアプリなので、厳密には別のサービスで、入金サイクルや事前決済の条件が異なるというだけ。
QRコード決済を利用するにはAirペイQRを同時申込するという認識だけで大丈夫でしょう。
現在Airペイでは、iPad＆カードリーダー無料という「キャッシュレス導入０円キャンペーン」が行われています。
通常はカードリーダーだけが無料なのですが、不定期でiPadも無料というお得なキャンペーンが行われているので、AirペイとAirペイQRを０円で始めることができますよ。
iPadをゲットしたら、AirレジアプリをダウンロードしてPOSレジと連携させるのがおすすめです。
