モバイルオーダーやキャッシュレス決済の導入を検討しているお店が増えています。そんな中、「funfo」と「Square」という2つのサービスの名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
・funfo(ファンフォ)
・Square(スクエア)
どちらもお店のデジタル化を進める上で非常に便利なサービスですが、この2つを組み合わせることで、さらに大きなメリットが生まれることをご存知ですか?
この記事では、モバイルオーダーとPOSレジを一つにしたfunfoと、最短当日から使える人気のキャッシュレス決済サービスSquareを連携させることで得られるメリットと、具体的な設定手順を分かりやすく解説します。
「結局、どのサービスをどう組み合わせればいいの?」とお悩みの方は、ぜひこの記事を読み進めてみてください。funfoとSquareの連携が、あなたの店舗運営をどう変えるのか、その全貌がきっと見えてくるはずです。
funfoとSquare、それぞれの役割を理解する
funfoとSquareの連携を理解するためには、まずそれぞれのサービスが持つ役割を明確にすることが重要です。この2つのサービスは、互いに補完し合うことで、店舗運営をよりスムーズにします。
funfoの役割:注文と店舗管理のハブ
funfoは、お店の注文管理と業務管理のハブとなるサービスです。主に以下の機能を提供します。
モバイルオーダー機能
お客様は自分のスマートフォンから、テーブルのQRコードを読み取るだけで、メニューの閲覧から注文までを完了できるので、オーダーを取る手間が省け、スタッフは他の接客に集中できます。
POSレジ機能
店内でスタッフが入力した注文や、モバイルオーダーからの注文がすべてfunfoのPOSレジに集約されます。これにより、リアルタイムで売上や在庫状況を把握でき、店舗全体の管理が効率化されます。
Squareの役割:多様なキャッシュレス決済の実行
一方、Squareはあらゆる決済シーンでキャッシュレス決済を実行することに特化したサービスです。Squareを導入することで、以下のメリットが得られます。
対面決済の実現
テイクアウトやレジでの会計など、お客様と直接やり取りをする場面で、専用の決済端末(Squareリーダー、Squareターミナルなど)を使って、スムーズに決済を受け付けられます。
多様な決済方法への対応
クレジットカード決済はもちろん、交通系ICカード(Suica、PASMOなど)や、PayPayなどのQRコード決済、Apple Payといった各種電子マネーにも幅広く対応します。
シンプルで分かりやすい料金体系
月額料金は0円、振込手数料も0円で、売上金は最短で翌営業日に入金されます。決済手数料は、クレジットカードが2.50%、その他の電子マネーやQRコード決済は3.25%と明快です。
※キャッシュレス決済額が年間3000万円以上の場合は全て3.25%
信頼性の高い決済システム
アメリカ発で世界中で使われている実績があり、シンプルで分かりやすい手数料体系と、最短当日から利用を開始できるスピード感も大きな強みです。
funfoとSquareは、それぞれが持つ強みを活かし、注文・管理から決済までをシームレスにつなぐ役割を担っているのです。
funfoとSquareを連携させる最大のメリット
funfoだけでもモバイルオーダーを通じたキャッシュレス決済は可能です。しかし、Squareと連携することで、単なるキャッシュレス化を超えた、より柔軟で効率的な店舗運営が実現します。
その最大のメリットは、以下の3つのポイントに集約されます。
1. 対面決済に対応し、あらゆる会計シーンをカバーできる
funfoのモバイルオーダーは、お客様が事前に決済を完了させることで、スタッフの会計業務を大幅に削減します。一方で、テイクアウトやカウンターで直接注文を受ける場合など、お客様と対面で会計をするシーンも依然として多く存在します。
Squareと連携すれば、これらの対面会計でも専用の決済端末を使って、クレジットカードや電子マネーをスムーズに受け付けられるようになります。
これにより、モバイルオーダーでの「事前決済」と、対面での「その場での決済」という異なる会計ニーズに両方対応できるようになり、お客様はどんな状況でも快適に支払いを済ませることができるようになるわけです。
2. 会計の選択肢が増え、機会損失を防げる
「現金しか持っていない」「いつものクレジットカードで払いたい」「交通系ICでサッと済ませたい」など、お客様の決済方法は多岐にわたります。
funfoのモバイルオーダー機能に加えて、Squareの決済端末を導入することで、以下の多様な決済方法に対応できます。
・電子マネー(Suica, PASMO, QUICPayなど)
・QRコード決済(PayPayなど)
・WeChat Pay、Alipay+(中国や東南アジアで人気の決済方法)
これにより、「このお店は自分の使いたい決済方法に対応していないからやめよう」というお客様を減らし、売上機会を最大化できます。
また、WeChat PayやAlipay+にも対応できることは、インバウンド対策として非常に大きな強みです。海外からのお客様も使い慣れた決済方法でスムーズに支払いを済ませられるため、売上機会を逃すことなく、より多くの顧客を取り込むことができます。
3. 業務効率が劇的に向上する
funfoのPOSレジで会計金額を確定すると、その情報がボタン一つでSquareの決済端末に自動で連携されます。これにより、スタッフが金額を二重に打ち込む手間がなくなり、入力ミスも防げます。
また、すべての決済データはfunfoのPOSレジシステムに集約されるため、売上管理も一元化されて、日々の締め作業や売上分析が簡単になり、店舗運営全体の効率が飛躍的に向上します。
funfoと連携できるSquare端末と具体的な手順
funfoとSquareの連携を始めるには、まずそれぞれのサービスのアカウントと、連携に対応したSquareの決済端末を準備する必要があります。
ここでは、連携可能な端末の種類と、導入までの具体的なステップを解説します。
連携可能なSquareの決済端末
funfoのPOSレジアプリと連携して対面決済を可能にするSquareの決済端末は、主に以下の3種類があります。
Square リーダー: 4,980円(税込)
スマートフォンやタブレットに接続して使う、最も手軽で安価な決済端末で、場所を選ばず、どこでもキャッシュレス決済を受け付けられます。
Square ターミナル: 39,980円(税込)
これ1台で決済からレシート印刷まで完結するオールインワン端末です。POSレジの横に置いて、お客様に直接操作してもらうスタイルにも最適です。
Square スタンド: 29,980円(税込)
iPadをPOSレジとして利用する店舗に最適な端末です。iPadをスマートに設置でき、お客様側には回転式の決済端末が向くため、スムーズな会計が実現します。
funfoとSquareを連携する具体的な手順
funfoとSquareの連携は、以下の簡単なステップで完了できます。
ステップ1:funfoのアカウントで連携設定を行う
まずは、funfoの管理画面にログインし、Squareとの連携設定を行います。
2、管理画面から、外部連携の項目に進み、Squareと連携するための設定を行います。
ステップ2:Squareのアカウントを作成する
次に、Squareのアカウントを作成し、決済端末を用意します。
2、必要情報を入力し、決済の審査を申し込みます。
VISA、Mastercard、AMEXの審査は早ければ即日〜3日程度で完了し、すぐに利用を開始できます。その他の決済ブランド(JCB、Diners Clubなど)の審査は随時行われ、審査が完了したブランドから順次有効化されていく流れとなります。
審査が完了次第、Squareの公式サイトから連携したい決済端末(リーダー、ターミナル、スタンドなど)を購入します。
【ポイント】Squareを先に申し込んでおくとスムーズです
funfoの連携設定は非常に簡単ですが、Squareの審査には多少時間がかかる場合があるので、まずはSquareのアカウント作成と審査の申し込みを済ませておくとスムーズです。
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まとめ:連携で広がる店舗の可能性
funfoとSquareの連携は、あなたの店舗を次のステージへと引き上げます。モバイルオーダーによる事前決済と、Squareの専用端末を使った対面決済という異なる強みを組み合わせることで、お客様のあらゆる支払いニーズに応え、売上機会を最大化できるでしょう。
現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、そしてインバウンド対策まで、多様な決済方法にスマートに対応しながら、会計業務を劇的に効率化します。
「お店のデジタル化って、初期費用や月額料金が心配…」と感じている方もいるかもしれませんが、Squareは月額料金も振込手数料も0円で、決済手数料だけで利用できるシンプルさが魅力です。最短当日から使えるスピード感と、手数料を抑えた透明な料金体系で、安心して導入を始められます。