海外との取引が増えるにつれて、法人にとって海外送金は必要不可欠なものになっていますが、銀行を通した海外送金は手数料が高く、為替レートも不利な場合が多いですよね。
・送金手数料
・為替レート
サービス側の事情で、海外のよくわからない銀行を中継することで、高額な手数料を請求されることも・・。
そこで、法人の海外送金に最適なサービスとして注目されているのがWise(ワイズ)です。
安く済ませる海外送金といえばPayPal(ペイパル)を思い浮かべる方も多いと思いますが、wiseはさらに不透明な為替手数料をカットして、オンラインで簡単に海外送金ができるサービスです。
銀行よりも最大8倍安く、市場実勢に近い為替レートで送金できるので、海外でお金を利用するなら個人から法人まで、利用しないともったいないサービスだといえるでしょう。
また、法人アカウントを開設すると、さまざまな機能やメリットが利用できます。この記事では、Wiseを選ぶ人が急増している理由を、法人が気になる5つのポイントに分けて解説します。
Wiseは海外送金の手数料が安い
Wiseの最大の魅力は、送金手数料が安いことです。
なぜならWiseは実際には海外に送金するわけではなく、受取人の国にあるWiseの口座を利用して、国内送金を活用した仕組みになっています。
そのため、中継銀行や受取銀行の手数料がかからず、Wiseの手数料のみで済むわけです。
Wiseの手数料は送金額の0.4%~3%程度で、送金通貨によって異なります。
また、送金手数料は事前に確認できるので、隠れたコストを心配する必要はありません。
例えば、日本円から米ドルに10万円を送金する場合、Wiseの手数料は約732円ですが、銀行では約5,000円かかります。
このように、手数料は明確に表示され、銀行よりも約7倍安く海外送金ができるのです。
Wiseは為替レートが有利
Wiseのもう一つの魅力は、為替レートが有利であることです。
Wiseは、いわゆるミッドレートと呼ばれる、買いレートと売りレートのちょうど中間を意味する為替レートを使用しているのですが、ほとんどの場合で、通常の銀行が提供するレートよりもはるかに有利です。
銀行では、為替レートに手数料を含んだレートを使っているので、実際の市場価格よりも高く買って低く売っていることになります。
そのため、銀行で海外送金すると、為替差益の損失が発生しますが、Wiseでは為替レートに手数料を上乗せしないので、市場実勢に近いレートで送金できるというわけです。
例えば、日本円から米ドルに10万円を送金する場合、Wiseの為替レートは約0.0092ドル/円で、銀行では約0.0088ドル/円というように、Wiseは銀行よりも約4.5%多くのドルを受け取ることができます。
Wiseは法人アカウントの機能が充実
Wiseでは、個人アカウントとは別に、法人アカウントを開設することができます。
法人アカウントを開設すると、個人アカウントにはない機能やメリットが利用できるのですが、例えば以下のようなものがあります。
- マルチカレンシー口座:40種類以上の通貨で口座を開設でき、海外の取引先からの支払いを受け取ったり、海外の従業員に給与を支払ったりできます。また、必要なときに為替レートに手数料を上乗せしないで通貨を両替できます。
- デビットカード:マルチカレンシー口座に紐づけられたデビットカードを発行でき、40種類以上の通貨でお得に支払いや出金ができます。リアルタイムの為替レートによる自動両替で、外貨両替の手間も省けます。
- バッチ支払い:複数の支払いを一括で行うことができます。CSVファイルに支払いの詳細を入力してアップロードするだけで、最大1,000件の支払いを一度に処理できます。
- Xeroとの連携:会計ソフトウェアのXeroと連携することができます。Wiseでの送受金の履歴をXeroに自動的に反映させることができます。
- API:WiseのAPIを利用することができます。APIを使って、自社のシステムやアプリケーションとWiseを統合することができます。
Wiseは海外送金のスピードが速い
Wiseの送金は、銀行よりも速く到着します。
銀行では送金に3~5営業日かかることが多いですが、Wiseの送金のスピードは平均して1~2営業日で到着することが多いようです。※送金通貨や入金方法によって異なります。
Wiseでは、送金の状況をリアルタイムで追跡できるので、いつどこにお金があるのかを確認できますし、送金が完了したら、送金人と受取人にメールで通知されるので、ストレスからも解放されますね。
Wiseはカスタマーサポートが充実
Wiseでは、カスタマーサポートが充実しています。
Wiseにログイン後、日本語を含む言語からお好きなものを選んで、メールや電話、チャットなど都合に合わせた方法で問い合わせることができます。
また、Wiseのヘルプセンターでは、よくある質問やトラブルシューティングの方法などを確認できます。Wiseのカスタマーサポートは、平日の9時から18時まで対応しています。
まとめ
Wiseは、送金手数料が安く、為替レートが有利で、法人アカウントの機能が充実していることがおわかりいただけたのではないでしょうか?
送金のスピードが速く、カスタマーサポートが充実しているWiseは、海外との取引をスムーズに行いたい法人にとって、最高のパートナーと言えるでしょう。
Wiseの会員登録は、オンラインで簡単にできます。
必要な書類をアップロードして、本人確認を行うだけで、数分でアカウントが開設されます。
Wiseの法人アカウントは、初期費用や月額費用がかからないので、気軽に始めてみてください。
Wiseで海外送金を始めるのに必要なことは、以下のステップだけ。
・マルチカレンシー口座を作成する
・送金したい通貨と額を入力する
・受取人の情報を入力する
・入金方法を選択して、送金を確定する
以上で、Wiseでの海外送金は完了です。
法人にベストな海外送金方法のWiseを、ぜひお試しください。